全日本のエース・石川佳純　世界卓球のリベンジは「五輪で」

　福原愛の二番手というイメージが強かったが、昨年の卓球全日本シングルスで福原を破って優勝したことで、遂に女王の座を奪い取ったのが、石川佳純（19・JA全農）だ。

　初めてチームのエースとして臨んだ3月の世界卓球では、準々決勝で韓国に敗退。「次はもっと自信をつけて、五輪でリベンジしたい」と前向きだ。ロンドンでも彼女が日本チームのエースとして、メダル獲得を目指す。

【プロフィール】
■いしかわ・かすみ／1993年2月23日、山口県出身。2005年の全日本選手権で小学6年生ながら、高校、大学生を破り3回戦に進出し、注目を集める。昨年の全日本選手権女子シングルスで初優勝。4月5日現在、世界ランキング6位。左シェークハンド。

撮影■藤田孝夫

※週刊ポスト2012年4月27日号