15日放送、フジテレビ「とくダネ!」では、番組の冒頭、ロンドン五輪の取材から帰国した小倉智昭アナウンサーが現地の様子を語った。

「(帰りの飛行機は)選手団174人お乗りになってて、アテネのときはメダル執ったチームは買い物してっていう雰囲気だったんですけど、ロンドンの空港では免税店がグレーのジャケットを着た日本選手団でごったがえしていましたね」と切り出した小倉アナ。

話題が応援のことになるや、「イギリスが最初の二日間くらいメダルがなくて、ボートの女子でメダルを獲りはじめてから急激に伸びはじめた。それと同時に会場内のイギリスの応援がすごくて、体操の内村君が困惑したっていうくらい、ホームタウンディシジョンみたいな。グレートブリテンでGB、GBっていう応援なんですよ。それが足で床を踏み鳴らしながらいうんで」と語り、開催地イギリスの異様な盛り上がりを伝えた。

すると、日本人の応援についても話し始めた小倉アナ。「日本でワールドカップのバレーをやると、“ニッポン、チャチャチャ”ってやるでしょ。日本人ってイギリスに行くじゃないですか。サッカーのように集団で応援席に入っている人たちは、声を出せるんですよ。バラバラに入っていると、からきし意気地がないですね。バドミントンの決勝あったでしょ。ダブルスの。(応援を)リードしていたの、僕と三宅(正治アナ)君ですからね。記者席がみんな静かなんですよ。三宅君と僕で“ニッポン、ニッポン”って。中国がすごい応援するわけですよ。こっちは二人で」と話し、自ら率先して日本選手団を応援したエピソードを明かした。