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茨城-上海4000円の春秋航空は弁当600円、サンドイッチ350円

 LCCにより、空の旅が変わろうとしている。LCCはローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略で、「格安航空会社」のこと。「安かろう、悪かろう」と考えるのはちょっと早い。安さの秘密、具体的なサービスの中身に迫った。

「茨城から上海が片道4000円」とニュースとなったのが中国の春秋航空。7月からチャーター便が茨城空港へ就航しており、茨城・上海片道4000-2万6000円までの間で8段階の料金設定がある。

「運賃だけでなく、茨城は空港税も500円と安く、駐車場も無料。東京から直行のリムジンバスも500円ですから安くて便利です」 と春秋航空茨城支社支社長の徐進さん。中国の旅行会社の最大手である上海春秋国際旅行社の関連会社のため、乗客の約3分の2は中国からの団体旅行客。1便あたりの乗客数を安定して確保することで、低価格を可能にしている。

 荷物は機内持ち込みの手荷物も含めて1人15kgまでで、それを超えると1kg当たり1500円追加となる。機内食も有料で、弁当(600円)やサンドイッチ(350円)などを販売。

「チケットはネット販売のみで、4000円のチケットはたいへん人気です。だいたい搭乗日の前月半ばくらいにチケットを売り出しているので、まめにホームページをチェックしてください」(徐さん)

※女性セブン2010年10月28日号

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