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モバイルルーターがカバンの中でもスマートフォンから状態確認できる

UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXとauの3G回線が両方使えるモバイルWi-Fiルーター「DATA08W」。使い勝手は申し分ないのですが、ルーターの状態を確認するのにわざわざカバンから取り出して確認しなければならない煩わしさを感じることがあります。これは全てのモバイルWi-Fiルーターが抱える宿命ですが、少しでも煩わしさを減らすことを意図して、モバイルWi-Fiルーターと連動するスマートフォン向けのアプリが提供されている場合があります。このようなアプリを使えば、モバイルWi-Fiルーターをカバンの中に入れたまま、アプリから状態を確認したり設定を変更したりできます。今回はDATA08Wと組み合わせて使える「mHotspot Monitor」と「Switch08+」の2本のAndroidアプリを試してみました。

「mHotspot Monitor」はステータスバーに常に状態を表示できる

まずmHotspot Monitorは、DATA08Wだけではなく国内外多くのモバイルWi-Fiルーターに対応した汎用性の高いアプリで、電池残量や電波状況を取得して画面表示できます。Android端末のステータスバーに電池残量や電波状況をアイコンで表示すれば、常にモバイルWi-Fiルーターの状態を確認することができます。

【mHotSpot Monitorの「通知開始」でステータスバーにアイコンが表示される】
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【ステータスバーのアイコンで常にDATA08Wの状態が確認できる】
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【「状態取得」でDATA08Wの状態を表示することができる】
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DATA08W専用の「Switch08+」ではWiMAXと3Gの切り替えが可能

一方のSwitch08+は完全にDATA08W向けに作られたアプリです。mHotspot Monitorのようなステータスバーの表示には現状対応していませんが、アプリの画面で電池残量や電波状態を確認することができます。DATA08W専用アプリの強みとして、DATA08Wが備える回線モード(WiMAX+3G、WiMAX、3G)をアプリから切り替えることができます。

【Switch08+では画面下部ボタンで回線モードを切り替えることができる】
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モバイルWi-Fiルーターの実用性を高める連携アプリ

今回紹介した2本のアプリは、ステータスバーにアイコンを出せるmHotspot Monitor、回線モード切替に対応したSwitch08+と個性があるので、ニーズに応じて使い分けるのがよいでしょう。一方Switch08+においても今後のバージョンアップでステータスバーへのアイコン表示に対応する予定があるので、そちらも楽しみなところです。

モバイルWi-Fiルーターと連携するスマートフォンアプリは、非公式に有志が作成して公開するケースが多いですが、最近ではモバイルWi-Fiルーターのベンダーが公式アプリをリリースするケースもあります。現状DATA08Wにはベンダー公式アプリはありませんが、この種のアプリはモバイルWi-Fiルーターの利便性を大幅に高めるだけに、今後は公式アプリが提供されるケースが増えるのではないでしょうか。



[Image] QRコードアプリ名:mHotspot Monitor
価格:無料
カテゴリ:アプリ > 通信
開発者:Picke
バージョン:1.2.1
ANDROID 要件:2.2 以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=jp.picke.Hotspot_Monitor

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[Image] QRコードアプリ名:Switch08+
価格:¥150
カテゴリ:アプリ > 通信
開発者:papygogo
バージョン:1.3
ANDROID 要件:2.3.3 以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.switch08plus

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