主婦やOLに人気の風水だが、ビジネスマンこそ身につけたい風水の基本がある。風水建築デザイナーで由美里風水研究所代表の直居由美里氏が、オフィスでできる、成功や出世のために必要な風水術を伝授する。
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向かい合った机が何組か並んでいるというのが、最も一般的なオフィスの机の並びでしょう。しかし、人が向かい合うと、それぞれが出す“気”がぶつかり合い、人間関係が悪化しかねません。
理想的な机の並び方は、学校の教室のように、全員が同じ方向、それも部屋の入り口の方向を向いていることです。これだと、外から入ってくる気を真正面から受け止め、「何でもこい」という前向きの姿勢が生まれます。
向かい合って座らざるを得ない場合は間に目線を隠す程度の衝立を置いて、対面の人の気を防ぎ、入り口に背を向けて座っている場合は机の上に小さな鏡を置いて入り口からの“気”を受け止めるようにして下さい。
サラリーマンならば誰でも、「アイツをこの部署から追い出したい」と思う嫌いな上司や、ソリの合わない同僚、部下の一人や二人はいるでしょう。そんな人のために、風水の力を使って願望を実現させる方法があります。
ひとつは、モノの鋭利な角を相手に向けること。鋭利な角からは強いエネルギーが出ていて、それが相手を刺し、その場にいることを不安に感じさせてくれます。
例えばティッシュペーパーの箱の角がそうです。また、小さな鏡を嫌いな相手に向けておくと、その人の気が跳ね返されて自分に向かってきません。もし、オフィスで自分に向けてティッシュペーパーの箱の角や鏡が向けられていたら、自分の態度を反省しましょう。
※週刊ポスト2012年9月7日号