昨年大晦日、大阪府立体育会館では、WBC世界ミニマム級タイトルマッチ=王者・井岡一翔×挑戦者・ヨードグン・トーチャルンチャイの一戦が行われた。試合は井岡が1ラウンド1分38秒、打ち合いからトーチャルンチャイを左で打ち抜き、秒殺ノックアウト劇で2度目の防衛に成功している。

しかし、そんな劇的な勝利の数分前――、国歌斉唱の場面でハプニングが起こり、ネットを中心に大きな話題となった。昨年12月に日本有線大賞を受賞したシンガーソングライター・ふくい舞が「君が代」を斉唱する際、歌い出した矢先に咳払いをし、歌い直したからだ。

これには、ネットの掲示板上でも
「やり直したよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「やりなおしなんて初めて見たwwwwwwwwwwww」
「事故った」
「君が代史上一番わろたwwwwwwwwwww」
「放送事故レベル」
「国歌の悪夢が再びwwww」といったコメントが寄せられた。

また、ふくいは「今日は大阪に来ています。(中略)しっかり歌って井岡選手を応援するよーーー!!!みんなも一緒に応援しよーーーー!!!!」と綴った自身の公式ブログのコメント欄が炎上。試合終了から一日で、800件以上のコメントが書き込まれ、中には謝罪を求めるものまであった。

ボクシング世界戦における国歌斉唱といえば、同じく昨年12月7日の亀田兄弟揃い踏みで、タレント・misonoや橋下新市長&松井府知事が国歌斉唱を行い、酷評を浴びたばかり。今回の一件も加え、今後は試合同様その歌い手にも注目が集まることになりそうだ。

亀田兄弟W王座戦開催も、misonoや橋下新市長の国歌斉唱に酷評続々