EFFORTS OF SHUTOKO
悪い運転を取り締まるのではなく良い運転を褒めることでドライバーの意識を変え、コミュニケーションの力で首都高の事故を減らそうという市民主体型交通安全運転プロジェクト「東京スマートドライバー」(通称:スマドラ)は、首都高速道路株式会社の交通安全の取組として2007年8月より活動をスタートし、約10年の間に全国に広がっていきました。
そして、2017年10月にはこの活動を全国に広げるためのNPO法人「日本スマートドライバー機構」が発足しました。
首都高の交通安全運動
東京スマートドライバー2007年活動開始
NPO法人日本スマートドライバー機構2017年発足
2025年3月現在、それぞれのエリアで自立的に活動されるようになり、全国に活動を広げるために発足したNPO法人はその役目を終え、法人としては解散しました。
しかしながら、スマートドライバー活動の理念は消えるものではありません。ドライバーの皆様においてはスマートドライバーの気持ちで安全運転にお取組いただきますようお願いいたします。
2006年当時、首都高速道路では年間約12,000件もの交通事故が起きていました。
それまで、解決策は道路側のハード対策に委ねられていましたが、首都高速道路を走るドライバー同士の思いやりや、コミュニケーションなしには事故を減らすことができません。ただ規制するのではなく、一人ひとりのドライバーの優しい気持ちを連鎖させて事故を減らしていく。事故が減れば渋滞も減るし、イライラすることもなくなる。さらにCO2の削減にもつながる。そんな思いから2007年8月10日(道の日)に生まれたのが「TOKYO SMART DRIVER」プロジェクトです。
放送作家・脚本家の小山薫堂氏を発起人として発足した全く新しい交通安全プロジェクトとして、多くの人々に応援されながら約11年活動を継続。プロジェクトに賛同する市民が約15万人、パートナー企業が約160社、ご当地版スマートドライバーが37団体も立ち上がり、全国各地で「思いやりの連鎖」が生まれました。特にこのような市民との繋がり、交通事故削減のために業界を超えた企業同士のコラボレーション等の点が評価され、2015年にはグッドデザイン賞ベスト100に入賞しました。
安全運転を心がけるドライバーの皆様でスマートドライバー活動をされる方は、以下を守ってロゴマークを活用してください。
スマートドライバーの趣旨に賛同し、安全運転をする皆様がホメパトです!