ライフ

仏滅の引越し、半額になることも 中古段ボール使用も節約に

 1年で最も引っ越しが多くなる3~4月。多くの人が引越しによる出費に四苦八苦しているはず。そこで、引っ越し費用を安く抑えるための裏ワザを流通ジャーナリストの金子哲雄さんにきいた。

「引っ越しはオープン価格なので、交渉次第でズバリ安くなります! 引っ越し業者にとって、いちばんの理想は、できるだけ少ないトラックで、効率よく運ぶこと。休日や3~4月など、みんなの需要が集中する時期は、トラックを多く出動させなければならず、その分、経費がかかります。だから、みんなが引っ越さないときを狙うのがいちばん安く引っ越すコツです」(金子さん、以下「 」内同)

 まず、重要なのが引っ越しをする日にちだ。

「仏滅や平日など他人が引っ越しをしたがらない日はトラックの出動数も少ないので、料金を安くしてくれる日。平日というだけで時期によっては半額になることもありますよ」

 さらに引っ越しのスタート時間次第でも費用が変わってくるという。

「業者は1台のトラックで、1日に2~3軒荷物を運べると、経費を抑えられるのでラッキーなんです。午前中を希望する人が多いので、あえてスタート時間は指定せず、“何時でもいいですよ”と交渉。時間を指定しない分、安くしてもらえます」

 また梱包用段ボールでも節約ができる。

「意外とお金がかかるのが梱包用の資材。無料のところもありますが、パック料金に含まれていることも。“中古でいいです”など交渉すれば、安くなる可能性大!」

 そして気になるのは作業員へのチップだ。

「作業員のかたは重い荷物を運んでお疲れです。“お昼代に”と少額でもチップを渡すなど、感謝の気持ちを伝えたら、きっと丁寧に運んでくれるはず! お茶1本でもOKです」

※女性セブン2012年3月15日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン