韓国の歌手、金章勲(キム・ジャンフン)氏が13日、竹島(韓国名:独島)の主権を主張し、竹島への上陸を目的とした水泳リレーに出発した。中国メディアの大公網が報じた。

 金章勲氏は「水泳リレーによって竹島へ上陸することで、韓国国民にわれわれの独島への愛を示すと同時に、独島が韓国領であることを示す」と語った。金章勲氏と一緒に泳ぐのは、慰安婦問題などでも一緒に活動する韓国誠信大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授のほか、学生約40人だ。

 金章勲氏らは4キロごとのリレーで220キロを泳ぎ、55時間をかけて竹島へ上陸する計画で、15日午後に竹島へ到着する予定だ。

 金章勲氏はこれまでにも、米ニューヨーク・タイムズや米ウォールストリート・ジャーナルに対し、従軍慰安婦や竹島に関する意見広告を掲載するなどの活動を行っている。(編集担当:及川源十郎)