宇宙飛行士はどうやって大統領選に投票したのか?

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世界中の注目を集めたアメリカ大統領選挙は、現職のバラク・オバマ大統領が再選を果たしました。全米の1億人以上が一票を投じたそうですが、史上初めて国際宇宙ステーション(ISS)からの投票もありました。

今回の米国大統領選に宇宙から参加したのは、ISSに滞在中のスニータ・ウィリアムズとケビン・フォードの二人。投票の仕組みは、ジョンソン宇宙センターの飛行管制から電子化された投票用紙が送られてくるので、候補者を選択した情報を(宇宙センター経由で)州の選挙関係当局へ送信する、というものです。

日本でも話題にのぼる電子投票。米国では基本的に実施されていないものの、海外の有権者やハリケーンの被災者に限って、メールでの不在者投票を受け付けている州もあります。宇宙ステーションはテキサス州にあるのですが、州の法律は宇宙飛行士に電子投票を認めています。

ちなみに、アメリカ人で初めて宇宙空間から一票を投じたのはデイビッド・ウォルフで、1997年の地方選挙で一票を入れました。また、2004年にはリロイ・チャオが、旧ソ連が打ち上げた宇宙ステーションから、米国大統領選の投票に参加しています。

画像: 米国人宇宙飛行士の投票参加を伝えるウェブサイトのキャプチャー
http://www.space.com/18341-astronaut-vote-election-space-station.html

※この記事はガジェ通ウェブライターの「香椎みるめ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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