原発ごみ、核分裂で減量 「専焼炉」政府が構想
政府が原子力発電所で発生する「核のごみ」を減らす新タイプの原子炉「専焼炉」の研究開発構想を打ち出した。増え続ける使用済み核燃料の処理は日本の原発の長年の課題だ。核のごみの主成分を専焼炉で核分裂させて減らし、問題解決につなげようともくろむ。ただ、実現には巨額な投資が必要。高速増殖炉「もんじゅ」の延命策との見方もある。
政府が14日に決めた、2030年代に原発の稼働ゼロを目指すエネルギー・環境戦略に...
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