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顔の汗を抑えるには首や脇の下を冷やすのが効く

 朝、出かける前にシャワーを浴びて、いくら扇風機にあたってもふき出す汗は止まらない。せっかくシャワーで汗を洗い流してさっぱりしたはずなのに、出かけるころには汗だくで、髪も顔もぐっしょぐしょ~。汗を抑える、早く引かせるよい方法はないものか?

「私のクリニック目白」院長の平田雅子さんに聞くと、「人間は体温を一定にしていないと生きられないため、皮膚温が上がると汗をかいて温度を下げます。汗をかかないと皮膚温を下げられません。だから汗をかくことはよいことなのですが、診察していて感じるのは、肌が乾燥していたり、荒れている人が多く、『顔汗』に悩まされているようです。

 顔汗を早く引かせるためには、動脈が皮膚のすぐ近くを通っている首や、脇の下などを冷やすといいでしょう。それにより循環している血液を冷やすことができ、皮膚も冷えるため効率的に汗を早く抑えることができます。食事のときなどに保冷剤や冷やしたタオルを首に当てたり、家を涼しくしておくことも大切です」とのこと。

 普段からうまく汗をかけるよう適度な運動を心がけることも大切だという。

※女性セブン2010年9月9日号

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