TPP、再び民主の火種に 経産相「現政権が早急に決断」
オバマ米大統領の再選を受け、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の参加を巡る問題が民主党内で再び火種になり始めた。枝野幸男経済産業相や玄葉光一郎外相らは交渉参加に前向きな姿勢を示すが、国内農業への影響などから党内には交渉参加に慎重な意見がなお多い。慎重派には民主党からの離党を探る議員もおり、首相は難しい判断を迫られる。
経産相は8日の日米財界人会議で挨拶し、TPPの交渉参加で「現政権が大きな決断を...
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