『アベンジャーズ』に出演しなかったことに後悔はないようです - エドワード・ノートン

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 映画『インクレディブル・ハルク』で主人公ブルース・バナー(ハルク)を演じた演技派俳優エドワード・ノートンが、世界中で大ヒットを記録している『アベンジャーズ』に出演しなかったことについてMetro.co.ukのインタビューで語った。

 『アベンジャーズ』は、マーベルのヒーローが一堂に会するという夢のような企画。『アイアンマン』からはアイアンマン役としてロバート・ダウニー・Jr、ブラック・ウィドウ役としてスカーレット・ヨハンソン、『マイティ・ソー』からはソー役としてクリス・ヘムズワースなど、おなじみのキャラクターとキャストが勢ぞろいしているが、ハルク役にはエドワードではなく、マーク・ラファロがキャスティングされている。

 このことについてエドワードは、「さまざまな理由で出演することができなかったんだ。ハルクを演じるのはとても楽しかったよ。ただ横柄だと思わないでほしいんだけど、僕はああいった種類の映画に出演することに時間を費やしたいとは思わないんだ。ほかにたくさんやりたいことがあるからね」とコメント。

 また、「スタジオは中規模の予算で、大人向けの思慮深い作品を作りたがらないんだ。そういった映画を作るのはとても難しいんだよ」とも語っており、近年リメイクや超大作ばかりとなった映画界を憂いているようだ。

 ちなみにマーベル・スタジオは、2010年にエドワードの続投はないと明かした際に、「今回このような決定になったのは、金銭的な問題ではなく、『アベンジャーズ』の他の出演者たちと協調性や創造力を共にできる俳優がわれわれには必要だと考えたからです」との声明を発表していた。(編集部・市川遥)