芸能

Mr.マリック ハンドパワー不発にスタジオは驚いたフリする

一世を風靡した「超魔術」も、寄る年波には勝てなかったのか。2月18日に放送された『Mr.マリック復活 超魔術13連発』(日本テレビ系)の内容が物議を醸している。

実はこの番組、ごまかしのきかない「完全生放送」。1990年代初頭に一大ブームを巻き起こした魔術師・Mr.マリック(62)が、「視聴者の脈拍を5秒間止める」「瞬間移動」など、信じがたい“超魔術”を次々に成功させ、華々しい復活を遂げる……はずだった。

しかし番組を観た視聴者からは、「ガッカリ」の声が数多くあがっている。

この番組を楽しみにしていたという都内在住の50代主婦Aさんの話。「私の脈拍は止まりませんでした……。まぁ、最初から半信半疑でしたけど」

さらに視聴者が拍子抜けしたのが「瞬間移動」のコーナーだった。番組では、マリックが小さいボックスの中から2匹の白いネズミを取り出し、そのボックスの上で袋に包むと、いつの間にかタレントの有吉弘行が閉じ込められている大きな棺にネズミが瞬間移動していたというマジックが披露されたのだが……。

再びAさんがいう。

「スタジオのタレントたちは驚いたフリをしていましたけど、小さなボックスの上蓋が開閉式になっていて、マリックさんがその中に2匹のネズミを隠したのがテレビ画面からでもバレバレでした」

※週刊ポスト2011年3月11日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン