18日、AKB48の29thシングルを歌う選抜メンバー16人を決める「第3回じゃんけん大会」が行われた。1回目からレフェリーを努める、芸人の山里亮太が大会に行く前に緊張する心のうちをラジオで明かした。山里自身は、AKBファンとして有名であるが、AKBファンからは、よく思われていないようだ。

南海キャンディーズ・山里亮太は、18日当日「第3回じゃんけん大会」に向かう前、『たまむすび』(TBSラジオ)で「すでに心拍数が上がっている」と心境を語った。山里は、第1回目から、秋元康氏に直々に頼まれて以降「ジャンケン大会」のレフェリーを務めている。

山里は、レフェリーを努めるにあたり一番大変なのは“ブーイング”だという。通常、野球場などで聞くブーイングは「ブー」というものだが、山里が名前を呼ばれ入場する時には、「生きて帰れると思うなよ」「殺すぞ」という罵倒のようなブーイングが地鳴りとなって聞こえてくるのだという。第1回大会でのことを以前『JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)で語っていた山里。台本を見ると「芸能界一、AKB48を愛する男、山里亮太」と書いてあったのだが、「そんな偉そうな立場ではないので」と変更を申し出たのだという。しかし、実際には変更されずそのままアナウンスが流れ、1万人のブーイングが起こってしまった。山里は、“憎悪の風圧”を感じたと語っていた。

また山里は、「ジャンケン!」という時には「絶対にニヤニヤしない」と決めているのだという。ファンから反感を買わないように、山里は感情を捨ててロボットのように“淡々と”こなしていかなくてはならないのだ。その後、勝者の手を取り、高く上げるのだが、その際にもたびたびファンからブーイングが出るのだという。そもそも、当初手袋は用意されていなかったのだが「素手でやれば暴動が起こる」と自ら申し出て用意してもらったのだという。

さまざまなアイドルファンを公言しているがゆえに“ビジネスヲタ”とも言われる山里。たとえ本当にビジネスだとしても、ジャンケンのレフェリーは苦労の多いビジネスであるようだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)

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