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 ホスト風の男が初老のタクシー運転手に暴行する様子を映した動画がインターネット上にアップされた問題について、エジプト出身のタレント・フィフィが自身のツイートで一石を投じている。

 約3分間にわたる動画には、無抵抗のタクシー運転手に対してビンタをし、頭を殴るなど、暴力を加える様子が映されている。先週末にアップされたこの動画は、一部のネットユーザーの発見により「炎上」状態に。投稿者によって即削除されたが、第三者によってほかのサイトに転載されている。

 フィフィもこの問題を「泥酔した女性客を運転手に運んで行くよう命じて、それを拒んだところホストが年配の運転手を乱暴。その動画が何故かネットにアップされています。どうゆうことでしょうか?」と、自身のツイッターで取り上げた。

 動画の中では暴行を止めようとする者に対して、撮影者があおる音声も収録されている。この動画の撮影者が、面白半分に動画を写してネットにアップしたことは明らかだ。インターネット上では「なぜ動画で晒(さら)す必要があるのか理解に苦しむ」という怒りの声も上がっている。

 最近では、中学生が小学生への暴行動画を投稿した事件をはじめ、弱者への虐待行為を笑いながら撮影し、それをインターネットの動画サイトに投稿するという事件が増えている。モラルが崩壊した人間がいる一方、そうした行為に対して真っ向から非難をする者がいることが、せめてもの救いだ。(編集部・森田真帆)