4人組ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」のライブハウス無料イベント「MASTER OF TERRITORY〜俺たちにマスはある」がそのベールを脱いだ。

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 4人組ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」のライブハウス無料イベント「MASTER OF TERRITORY〜俺たちにマスはある」がそのベールを脱いだ。

 この日、昨年3月に出たシングル「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」に封入されていた謎の応募券A賞当選者たちが一堂に会した。渋谷AXを贅沢に2日間貸し切り、ライブ前日はメンバー、スタッフ総動員で仕込み作業に専念。2階は親子席、1階はテープでマスがきれいに区切られ、中央にカオスエリア、左右にガヤエリア、後方にペアエリア、最後方には障子付きの屏風(指で穴を一つ開けていい)で仕切られた補欠エリアも用意され、準備万端。

 そして、ライブ当日は開演時刻19時にPV「小さな君の手」がスクリーンで流れた後、ライブは「maximum the hormone」で始まり、ホルモン側の仕掛けで白鳥の着ぐるみでヘドバン、フライング・シューズ(ピョンピョン飛べる靴)やアクティヴ・スウィング(健康器具)でマス内で暴れる観客もあり、場内には奇妙なカオスが渦巻いていた。

 途中で“トラップ発動”がスクリーンで告知され「恋のスウィート糞メリケン」のナヲ・パートを選ばれし観客が歌うなど楽しみの要素も満載だった。アンコールでは全マスが解放され「mygirl」「握れっ!!」で観客はもみくちゃになって大合唱となり、全18曲2時間に渡る前代未聞のショウは幕を閉じた。

 今回のイベントはシングル「グレイテスト〜」の応募券A賞にあたり、ほかにB賞メンバーと一緒にお泊り、C賞リングなどが様々なアイテムが用意されている。(編集担当:武田雄樹)