所得・相続増税など議論確認 政府税調
政府税制調査会は31日、全体会合を開き、2013年度の税制改正で主に議論する項目を確認した。消費増税法に定められた所得税と相続税の課税強化のほか、自動車取得税と自動車重量税の扱いなどを今後の議論の中心に据える。一方、総務省は同日、特定の政策目的に基づく減税措置の政策評価を税調に報告。評価した項目のうち8割は省庁による効果などの説明が不十分だとした。
政府税調が13年度の税制改正を議論したのは4回目。消費増税法や12年度税制改正大綱などで今後の検討課題とした項目を整理した。