ボードゲームといえば、サイコロを振っていかに早くゴールを目指すかという、いわゆる“すごろく”式のゲームしか存在しなかった昭和40年代。1968年、タカラトミーが“人生”というテーマを掲げ、自動車型のコマ、ドル札を模したおもちゃの紙幣のやり取り、サイコロの代わりに回すルーレットという「人生ゲーム」を発売した。発売するや、子供から大人まで夢中になる大ヒット商品として当時話題となった。
現在シリーズ累計約1200万個以上を販売している「人生ゲーム」だが、2012年3月に発売された「人生ゲームGO!GO!」は第50弾を迎えた。グローバルをテーマに、チャレンジボード用のチョロQが付属し、新しい「人生ゲーム」を見せてくれている。またコンピューターゲームやカードゲーム、メダルゲーム、携帯アプリにもなるなど、「人生ゲーム」はさまざまな展開をしている。
「その『人生ゲーム』とタイアップしたパチンコ機種『CR人生ゲーム』(SANYO)が発表されたんです!」
と話すのはパチンコライターのぱちシロ氏。
「この機種は『人生ゲーム』の醍醐味である一発逆転、億万長者といった要素を盛り込んだ魅惑のゲーム性に仕上がっています。とくに注目すべきは出玉。ミドルタイプの『CR人生ゲームMLA』は確変中大当りの50%が約2400個の大当りとなるため、MAXタイプを上回る大量出玉獲得も夢ではありません!」
基本的なゲームの流れは、まず通常時に発生するミッションをクリアすると、「億万長者チャレンジ」が発生。これに成功すれば出玉ありの確変or通常大当り、失敗すると潜伏確変の可能性がある「カジノモード」に突入する。
通常時はモチーフの世界観を活かした演出が盛りだくさん。「転職」や「人生最大の賭け」など、「人生ゲーム」経験者ならニヤリとしてしまう要素もふんだんに用意されている。
「演出面では『人生ゲーム』の象徴といえる『ルーレットギミック』がカギとなります。」いつでもどこでも動き出すこのルーレットギミックで大当りorハズれを握っているといっても過言ではありません!」(ぱちシロ氏)
導入は7月上旬を予定。