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電動アシスト自転車は日本が先駆者 ダイエットにも向いている

男性はもちろん、最近では、子どもの送り迎えや買い物に便利だと女性にも人気急上昇中の電動アシスト自転車。だが、いまだに意外とその実態を知らない人は多い。そこで、電動アシスト自転車専門店「アシスト」の店長・渡辺正樹さんと、All About「子育てグッズ」ガイドの遠藤まさ子さんが、電動アシスト自転車について教えてくれた。

電動アシスト自転車が流行っているのは、日本だけではない。「イギリスやカナダといった欧州でも製造され、乗られていますが、日本が先駆けです」(渡辺さん)。

そう。電動アシスト自転車の歴史はこの日本から始まった。1993年にヤマハ発動機が世界初の電動アシスト自転車『ヤマハ パス』を発表。「当時のバッテリーは鉛で重く、取り外しができない上、充電に10時間かかっていましたが、シニア層に人気で、需要が増えていきました」(遠藤さん)。

“電動”というからには電気が必要。「バッテリーがゼロになったら走れない」と思っている人もいるようだが、その点は大丈夫。「普通の自転車として使えます。ただし、通常の自転車より重いので、遠出をする前は、確認しておきましょう」(渡辺さん)。

電動アシスト自転車は、じつはダイエットにも向いているという。こぐのをラクしているようで、あまり運動にならなそうだが、「体への負担が少ないので、長時間乗れ、効果的な有酸素運動ができます。膝や腰を痛めている人でも続けやすいですよ」(遠藤さん)。

そんな電動アシスト自転車は通常の自転車よりもずっと高価なものだ。そのため、他人に盗まれる危険性もある。実際に盗まれてしまった場合はどうすればいいのだろう?

「通常2~3年の盗難保険付き。車体番号を控えるのも大切。盗まれたら、警察に盗難届を出し、販売店で補償申請を」(渡辺さん)。

※女性セブン2011年11月10日号

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