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6本の違うゲームをプレイしているはずが、なぜか同じゲームをプレイしている気分になった怪事件:iPhoneゲーマーな日々23

あ…ありのまま、ゲームキャストで新作ゲームチェック中に起こった事を話すぜ!
おれはチェック前のゲームをプレイしていたと思っていたら、いつの間にか前にプレイしたはずのゲームをやっていた
な…何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…。

違う発売元の、違うゲームをチェックしているはずなのに、すでに内容を確認したゲームを繰り返し何度もチェックしている気がする…!
それに気づいたのは『モンスター召喚ワンダー7』を試している時だった…。
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ゲームはナンバー1モンスターを目指すソーシャル。
「No1モンスターが身に纏う魔力は…白く輝いて見える。しかし、下級モンスターの魔力は赤く血に染まっている」(うろ覚え)。
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ゲームを始めると、秘書キャラクターが「険しいので途中挫けそうになるかもしれませんが、あきらめないでくださいね約束ですよ!」と念押し。
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ポチポチゲーでミッションは全てミニゲーム。
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『タッチザナンバー』的ミニゲームバトルになっていく。
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でもって、ガチャでキャラクターをゲットしていく。
うん、どこにでもある…というか1昔前のソーシャルゲームだ。
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気になったのは『あなただけにご奉仕するの』『BLACKSOULブラザーズ』『サラリーマントレーダーバトルONE・PIPS』『モンスター召喚ワンダーセブン』『』『魑魅魍魎の鎮魂歌』の6ソーシャルゲーム。

おかしいな、『あなただけにご奉仕するの』(左)と『ギャンブルファイター』(右)同じように見えるのは気のせいなのか…?
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いや、『モンスター召喚ワンダー7』(右)と魑魅魍魎の鎮魂歌』(左)とも同じように見えるぞ…。
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いやいや、『ギャンブルファイター 』(左)と『モンスター召喚ワンダー7』(右)もよく似ているな…。
どれがオリジナルなのかわからん…。
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そうか、分かった!
全部コピーアプリなんだ!
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▲まとめてみたので暇な人はクリック拡大で間違い探ししてみて下さい。

しかも、内容にとどまらず AppStore の説明文までコピー。

【ゲームの遊び方】
1・まずはプレイヤー名を決める
2・●●(バトルの呼び名)を行う
3・カードを進化させて自分だけの最強デッキを組む
4・バトルでライバルやボスをやっつけよう


ちょびっと違うところもあるが、まったく同じ。
ここまでやられると、いっそ清々しい。

ソーシャルゲームはソースをコピーして、メッセージを置換して作る…とは一時期言われたが、本当にそのまま。
最近はさすがに質が上がってきてコピーソーシャルゲームは影を潜めていたのだが…。
違う題材で違う名義でリリースして、違うものに見せようと努力しているのが…。
しかし、(メイドの)見習い時代のエプロンは血のように赤く」などいささか自動変換が過ぎる内容。
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▲コピペ置換が過ぎるw

競争が激しくなり、「次世代基本無料ゲーム」が出てきはじめたなかで、採算が取れないゲームアプリをコピーしまくってどうにかしようとしたんだろうな…。
ということで、「同じ会社が違う名義で、コピペでゲームを作っていた」というのが、事件の答えか。
コピペアプリに超旧世代アプリの断末魔の姿を見たのだった。

「こんなゲーム、今時売れないっすよ!」
「短期間で大量にコピーして売って、搾取して数で儲ければいいんだよ!」

という、会議の様子を想像してしまった。
そういえば、大昔にコケたソーシャルゲームのソースコードが売りに出されているとか噂で聞いたことがあるなぁ…。

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そして、完結編『クソソーシャル量産事件。謎は全て解けた!:iPhoneゲーマーな日々25』へ…。

アプリリンク:
あなただけにご奉仕するの (itunes)
BLACK SOUL ブラザーズ (itunes)
サラリーマントレーダーバトルONE・PIPS (itunes)
モンスター召喚ワンダーセブン (itunes)
ギャンブルファイター (itunes)
魑魅魍魎の鎮魂歌 (itunes)

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