CES 2013:Qualcomm、Snapdragonプロセッサ2013年モデル「Snapdragon 200 / 400 / 600 / 800」を発表、最上位のSnapdragon 800は2.3GHzクアッドコアCPUとAdreno 330 GPUを搭載

投稿日時 1月 8th, 2013 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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米Qualcommは現地時間1月7日、米国・ラスベガスで開催したCES 2013プレスカンファレンスにおいて、Snapdragonプロセッサの2013年向けラインアップを発表しました。

従来、Snapdragonプロセッサは世代別にS1、S2、S3、S4という分類で投入されてきましたが、2012年のSnapdragon S4から用途・性能別に4種類のカテゴリに分類されました。今年はSnapdragon 800、600、400、200という新しいブランド名の下で投入されるそうです。基本的には数字が上がるに連れて高性能となっていきます。

Snapdragon 200はエントリーモデル向けシリーズ、Snapdragon 400はメインストリーム市場向けシリーズ、Snapdragon 600はハイエンドのスマートフォン・タブレット向けシリーズ、最上位のSnapdragon 800シリーズはスマートTVやノートPC、ハイエンドのスマートフォン・タブレット向けシリーズとなります。どのプロセッサがどのシリーズに属するのか詳細は明らかにされていません。

新ブランドの中でもQualcommはSnapdragon 600とSnapdragon 800で新製品を発表しました。

Snapdragon 600は、Snapdragon S4 Proの後継という位置づけのシリーズ。CPUはクアッドコアのKrait 300を搭載。CPUの最大クロックは1.9GHz。GPUにはAdreno 320を搭載。メモリインタフェースはLPDDR3にも対応します。全体的な性能で前作Snapdragon S4 Proより40%高いとされています。

Snapdragon 800は、Snapdragon S4 Primeの後継という位置づけのシリーズ。CPUはクアッドコアの Krait 400を搭載。CPUの最大クロックは2.3GHz。GPUにはAdrenoシリーズ最上位となるAdreno 330を搭載。GPUの性能はAdreno 320の2倍とされています。メモリインタフェースは32bitデュアルチャネルの LPDDR3 800MHzに対応。また、LTE Cat 4やIEEE802.11ac、UltraHD(4,096×2,304)の動画エンコード/デコード、DTS-HD、Dolby Digital Plus、7.1サラウンド、最大5,500万画素の静止画撮影にも対応。全体的な性能は、Snapdragon S4 Proよりも75%高いとされています。

Snapdragon 600、Snapdragon 800は現在サンプル出荷中で、製品として登場するのは、Snapdragon 600が2012年Q2、Snapdragon 800が2013年半ばとなるそうです。

Source : Qualcomm