ブラジルで葬儀の途中に本人登場、失神する参列者も

[ブラジリア 23日 ロイター] ブラジル北東部バイア州のアラゴイニャスで、洗車の仕事をしている41歳の男性が、自身の葬儀の最中に現れて参列者を驚かせるという騒動があった。現地メディアが23日伝えた。
この男性の名前はギルベルト・アラウージョさん。家族が別人の遺体を見て、アラウージョさんが死んだと勘違いしたのが騒動の発端。
葬儀には親類や友人が集まり、遺体を取り囲んでいる時に本人が現れたため、逃げ出す人や失神する人もいたという。
アラウージョさんは町で知り合いから自分の「訃報」を聞かされ、電話で身内に生きていることを知らせようとしたが、いたずら電話だと思われて相手にされなかったと語っている。
家族の前に姿を見せるのは約4カ月ぶりだったというアラウージョさん。「ほら、生きてるよ。つねってみて」と言ってやっと本人であることを分かってもらったという。

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