落ちても割れない! 変幻自在なワイングラス「govino」がすごい

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行楽シーズンを迎え、外でお酒を飲む機会も増えることだろう。しかし、ワインを飲むとき紙コップというのは味気ないもの……。そこで落としても割れないうえに、持ち運びにも便利な軽いワイングラスをご紹介しよう。

荷物が重くならないのは、アウトドア派にはうれしい! 画像提供:govino

荷物が重くならないのは、アウトドア派にはうれしい! 画像提供:govino

それは上記の「govino(ゴヴィノ)」というワイングラス。見た目は全くガラスと変わらないが、素材はポリエステル樹脂というプラスチックでできているそう。「非常に軽量にできているため、逆に手に取った瞬間、みなさん非常に驚かれます」と話すのは、govino Asiaの坂爪清志さん。

「伸縮性の無いプラスチックはある程度の力で圧力がかかった場合、パキッと割れてしまいます。その時の割れ目は非常に鋭利で危険です。伸縮性がある場合はその割れを極力防いでくれるのです」

通常のプラスチックよりも割れにくいため、屋外利用だけでなく、小さなお子様のいる家庭用にも喜ばれているそう。また、ペットボトルと同じ素材のため、廃棄するときは資源ゴミとして出すことができる。処分するときよりも、ハードルが低く、環境にも優しいのだ。

「govinoの特徴は、その透明度の高さと人間工学に基づいたシェイプデザインにあります。クリスタルと同等の透明度はほかのプラスチック製品とは一線を画します。ステム(脚)の無いそのデザインは安定性があり、また手に収まりやすいよう親指部分にくぼみを作っています。、底の内側に曲線を作ることでグラスの中のワインをスワリングしやすくしているんですね」

海外では屋外での利用シーンですっかり定着しているよう。同グラスのみを使用した飲食店も存在し、内外問わず気軽に使えるワイングラスとして認識されているそうだ。

「リユース、リサイクルという点はもちろんですが、素材の利点として製造・廃棄の際、さらに軽量なことから運搬時にも従来のガラス製品よりも圧倒的に二酸化炭素の排出量を抑えられます。govinoはそのデザインの高さに加え地球環境への貢献度が高いエコ製品でもあります」割れないうえに、使えばエコにつながるこのワイングラス。これからのシーズン、アウトドアやキャンプ、バーベキューなどで大活躍するかも?

(ミノシマタカコ+ノオト)

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