「松徳硝子」のビールグラスコレクション

藤巻百貨店が、「うすはり」に代表される硝子メーカー「松徳硝子」と、企画・開発段階からコラボレーションをして生まれた「飲み物の魅力を最大限に引き出すグラスセット」。 ビールとの関係を真剣に考え、手作りにこだわって作られる6種のうすはりを含むビールグラスとは。

「うすはり」に代表される硝子メーカー「松徳硝子」と、企画・開発段階からコラボレーションをして生まれた松徳硝子ビールグラスコレクション

「グラス」が導く、いつもの
ビールの“新しい美味さ”

仕事のあとの1杯。ビールを愉しむ大人なら誰もが味わったことがあるその美味さを、“最高の1杯”“発見に満ちた1杯”へと導いてくれる、 個性豊かな6種のグラスセットが、「うすはり」グラスで有名な松徳硝子と藤巻百貨店のコラボレーションによって誕生した。
ビールとひとことにいっても味わいはさまざま。仕事のあとにキュッとひと口で飲み干したい時、お風呂上りにキリッとしたのどごしを楽しみたい時、 ゆっくりと芳酵な香りを堪能したい時…。気分やTPOによって変わるビールの楽しみ方を、グラスの造形やサイズ、厚さ、薄さ、口当たり、重量で変えるのがこのセットだ。 五感で楽しみながら自分だけのベストな相性を発見したとき、いつものビールにワンランク上の美味さを感じているはず。

大正時代から続く、職人の手仕事によるグラス作り。松徳硝子ビールグラスコレクション

大正時代から続く、職人の
手仕事によるグラス作り

松徳硝子は1922年(大正11年)、電球用硝子の生産工場として創業。その後、主にガラス器の製造を行ってきた。 中でも「一口ビールグラス」と呼ばれる、料亭や割烹で愛用されてきた薄吹きグラスは、半世紀以上のロングセラーアイテム。 そのノウハウなどを生かして生まれたのが、いまやビールのCMなどでは欠かせないグラス「うすはり」だ。 「『うすはり』は、唇に触れた時の異物感が限りなく少なくスッと飲めるよう、素材の姿かたちをなるべく消すように極限まで薄くしています。 これ以上引くことができない引き算の末に生まれたグラスです」(松徳硝子取締役・齊藤能史さん)。 手間を惜しまず職人の手によって作り上げられる「うすはり」は、その薄さゆえ粗が目立ちやすく、材料の品質や職人の技術が非常に問われるという。

職人のたゆまぬ努力と熱意が生み出す高いクオリティ。松徳硝子ビールグラスコレクション

職人のたゆまぬ努力と熱意が
生み出す高いクオリティ

グラスは、吹き棹(さお)を使って金型にガラスを吹き込む「型吹き」と呼ばれる製法で作られる。 溶けたガラスを吹き棹で巻き取り、成形して丁寧に息を吹き込む職人たちの手技は、一切の無駄がなく美しい。 「手作りであるゆえに形にわずかなバラつきが生じたり気泡が混入したりすることもあります。 でもそれを“味”で簡単には片付けたくない。手作業で、どこまで高いクオリティで同じものを作れるか。毎日が真剣勝負ですね」(齊藤さん)。 工場の窯は職人が交代で管理し、24時間365日火を絶やさないという。また、その日の気温やわずかな時間の差で状態が大きく変わるというガラスのタネ。 「グラス作りはガラスをどう溶かすかから始まっています。すべての作業に全員がプロ意識を持って行うことで商品のクオリティにつながります」(齊藤さん)。 シンプルなひとつひとつの工程に緻密なセンスとたゆまぬ情熱が要求されていることが窺える。

「うすはり」や「料亭ビアグラス」とともに今回のコラボのために金型から起こしてつくった松徳硝子ビールグラスコレクション「クラフト/ブラック」

ブランドに甘んじない
新たなる挑戦

藤巻百貨店限定のオリジナルセットには、同社を代表する「うすはり」や「料亭ビアグラス」とともに1つ意外なグラスがある。 それは今回のコラボのために金型から起こしてつくった「クラフト/ブラック」。「飲み物とグラスには相性があります。 例えば黒ビールを「うすはり」で飲んでもその重厚な味わいを演出するには少し物足りない。 これまでのイメージを覆すような、“厚いグラス”を作りたいと思ったんです」と齊藤さんは言う。 手のひらから伝わるグラスの重厚感は心地よく、緩やかな曲線を描くシルエットは手にぴったりと馴染む。 「うちは『うすはり』のイメージが強いと思いますが、数千種類に及ぶガラス器を手掛けてきたノウハウも技術もあります。 『クラフト/ブラック』は、これまで築いてきたことを礎に、新たな一歩となる渾身の一品です」(齊藤さん)。

ワンランク上のおいしさを導いてくれる松徳硝子ビールグラスコレクション

美味い組み合わせに
ルールは無用!

グラスと飲み物には相性があるというものの、そこに答えはないし、ルールは無用。自身の舌で、目で、鼻で…五感をフル回転させて「これは美味い!」と感じられたら、それでOK。 さらにビールだけでなく、発泡酒はもちろんのこと、ワイン、日本酒を注ぐもよし。 同じビールで毎日グラスを変えて楽しむのもいいだろう。枠にとらわれない子どものような好奇心で探求できるセットなのだ。
「今日はどのビールを飲もうかな」ではなく、「今日はどのグラスで飲もうかな」と想像しながら、足取り軽やかに帰宅の途につく。 6つのうすはりを含むビールグラスが導いてくれるワンランク上のおいしさをぜひ体感してほしい。

【松徳硝子 ビールグラスコレクション】

  • イメージ

    クラフト/ブラック
    クラフトビール、黒ビールなど、重厚で深みのあるビールに最適な厚さと重量が特徴のグラスです。また、口径を広く設計することで、ひと口毎に、ビールが口全体に広がり、ビール本来の旨みをじっくりと堪能することが出来ます。
    サイズ:φ77mm H125mm 約330cc
  • イメージ

    バルーン
    丸みをおびた形状により、グラス内に香りがこもりやすく、飲む時に液面と鼻との距離が近くなることで、ビールの芳醇な香りを堪能出来ます。また、口元へゆっくりと注がれる為、アルコール度数の高いビールにもおすすめです。
    サイズ:φ56mm H97mm 約385cc
  • イメージ

    うすはり タンブラーL
    ビールCMをはじめ、名高い料亭、バー等で広くご愛用頂いている定番ビールグラス。職人の手仕事による繊細な飲み口により、グラスとしての異物感を極限まで消し去ることで、ビール本来のウマさを最大まで引き出すグラスです。
    サイズ:φ70mm H135mm 約375cc
  • イメージ

    チムニー
    煙突という名の細身なグラスは、口径が狭く、泡もちが良く、ガス抜けが少ないのが特徴です。その形状から、ビールのキリッとしたのど越しをストレートに味わうことが出来ます。ドライ系の淡麗なビールにおすすめです。
    サイズ:φ49mm H135mm 約220cc
  • イメージ

    ビアコップ
    瓶ビール用グラスとして愛されてきたあのコップをモデルに、ガラス職人が手作りで吹き上げました。肌ツヤの良さに加え、口部の仕上げまで手仕事で丁寧に行うことで、機械では出せないキリッとした飲み口が特徴です。
    サイズ:φ59mm H97mm 約180cc
  • イメージ

    料亭ビアグラス
    花街で、芸者さんがお酌するビールを旦那衆がくぃっと一口で飲み干すのが下町の粋と言われ、長年愛されてきたグラスです。一口(ひとくち)ビールグラスとも呼ばれ、松徳硝子が半世紀以上も作り続けてきた逸品です。
    サイズ:φ55mm H97mm 約130cc
松徳硝子の藤巻百貨店限定ビールグラスはこちら
松徳硝子のその他のアイテムはこちら
TOPへ戻る