住まいの雑学
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2012年5月29日 (火)

“孫育て”に奮闘するイクジイたち。新たな時代の家族像が誕生!?

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Photo: Maria Teijeiro / thinkstock

「ららぽーとTOKYO-BAY」でのオープンから約1カ月が経過し、ますます盛り上がっている「ビーミング ライフストア」。こちらはあのビームスが子ども、親、祖父母と、3世代が訪れても楽しめることをテーマに展開するショップである。キッズ&ベビーのウェアや雑貨、そしてコスメやビューティー雑貨が同フロアに並んでいることが印象的だ。

このビームスの展開からもわかるように、最近子育てを楽しみ、子どもとともに成長しようというお父さん「イクメン」、さらに孫の育児に取り組む「イクジイ」の存在に注目が集まっている。

そんな「イクジイ」という言葉を生み出したイクジイプロジェクトや、長野県松本市のプロジェクト・イクジィ.comには、孫育てのアドバイスやイベント情報が満載。年配の方からの“実はもっと深く育児に関わりたかった”という内なる声が聞こえてくるようだ。

孫の相手はお手のものといった感もあるおじいちゃんたち。Twitter上には、こんな奮闘ぶりがつぶやかれている。

「昨日の親子遠足。パパやじいじが来てるお宅もあった。イクメン!イクジイ!」
「実家に来るとイクジイがいるから夜中のミルク、オムツ、寝かしつけまですべてやってくれます。本当助かる!」
「うちのじぃはイクジイですw毎週息子はお泊まりにいくし、毎週公園に連れて行って貰ってる」
「イクジイ。うちにもいます。甥っ子と従姉妹の子から抱きつかれてますよー! 鯉のぼりを買ってあげたり、一緒にアンパンマンみながら歌って踊ったり。ちびっ子がくるってわかったら、自らアンパンマンの番組を録画します。自分の子ども3匹への罪ほろぼしですってw」

定年退職などでリタイアした団塊世代が家族のもとへ。急に孫の育児に取り組みはじめたおじいちゃんの姿には、これまでにない家族の形が見え隠れ。“核家族”時代を経て、3世代を結ぶ新たな家族像が、はじまっているのかもしれない。

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