HKT48の指原莉乃がレギュラー出演する『笑っていいとも!』月曜日で観覧客の反応に憤慨する事態となった。コーナー企画でレギュラー陣が寸劇のセリフを考えて競ったところ、指原が最下位だったのだ。発表した段階では観覧客の反応が良かっただけにショックを受けた指原が不満を爆発させたのである。

先週から『笑っていいとも!』月曜日のコーナー企画としてスタートした“月曜なりきりシアター決めゼリフ王決定戦”でのことだ。10月15日の設定は『結婚当日の花嫁が父親に結婚を反対された』というもので、父親役はゲストの田山涼成が演じた。

父親から「あんなどこの馬の骨かわからない奴。無理に決まっているだろう!」と怒鳴られた花嫁は「そんなことないよ! 私、絶対に幸せになってみせる! ○○くらい幸せになってみせる!」と主張する。父親もその言葉に心を動かされて「おめでとう!」と祝福するという内容だ。

この「○○くらい幸せになってみせる!」のセリフをレギュラー陣が考えたのだが、タモリがいきなり「送電線が自身の重みで大きくたわむくらい幸せになってみせる」とシュールな回答をしたことで、残りのレギュラー陣も慌ててしまい、審査する観覧客も混乱してしまったようだ。

スギちゃんが考えた「夏までもたないと言われていたけど、なんとか年を越せそうな私くらい幸せ…」というセリフをはじめ、全体にお笑い傾向の中で指原莉乃の考えたセリフは比較的一般向けだった。

「テレビをつけて(映った)時間が自分の誕生日と同じだった時くらい幸せになってみせる!」と彼女が発表すると観覧客からも「おーっ…」と共感する声が沸いて、指原も手応えを感じていたのである。

ところが最終的に観覧客の投票結果を見ると1位は47票を得た千原ジュニアの「婚姻届にストローでハンコを押すくらい幸せ…」のセリフだった。これは前のコーナーで“ストローでハンコを押す技”を披露した人物に掛けたところがウケたのだろう。タモリのシュールなセリフにも19票が入り、スギちゃんのセリフが6票を獲得した中で、指原が自信を持っていたはずのセリフが2票で最下位だったのだ。

「えーーっ!」と目を丸くして驚く指原は「これって、ただの人気投票じゃないですか!!」とすねてしまった。さらに彼女は観覧客がさっき反応してくれたことを思い出すと「女ってホントに怖いですね!」と観覧席に向けて不満をぶつけたのである。

そんな指原莉乃は最下位の罰ゲームとして自分のセリフを父親役の田山涼成を相手に花嫁役の演技をしなければならない。そこは女優としても活躍する彼女だけに迫真の演技を披露したが、なにしろセリフが「テレビをつけて時間が自分の誕生日…」なのでしっくりこない。

しかも田山涼成も笑いをこらえる中で「○○おめでとう!」と娘の名を呼ぶセリフで指原莉乃の名前が出てこなかったのだ。彼は咄嗟に「バカ! バカ!! お前は48(よんじゅうはち)に入ってろ!」と叫んだのだった。

最下位になった上に、名前まで忘れられるという散々な目にあった指原だった。しかし『Google+指原莉乃』には早速「最下位は残念だったけどさっしーの名演技が見れてラッキー ♪ ああいうのも何かのチャンスなのかもしれないね」とコメントが届いている。指原莉乃もファンの応援ですぐに立ち直るだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)