ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は今日8月30日に、ゲーム機「PlayStation 3」やパソコン「VAIO」に接続して使うネットワークレコーダー「nasne(ナスネ)」を発売した。
ゲーム機やパソコンなら分かるけれど“ネットワークレコーダー”って一体!? そう疑問に思う方も多いだろう。というわけで、開発に携わったSCE商品企画部の渋谷さんに、「nasne」の機能について、そしてそれが私たちの生活にどのような影響を与えるのか聞いてみた。
「nasneは地上デジタルと衛星デジタル(BS/110度CS)チューナーを搭載したネットワークレコーダーです。nasneがあれば、ホームネットワークにつながるさまざまな機器でテレビ番組の視聴や録画が可能になります。また、PlayStation 3やVAIO、Sony Tablet、Xperiaなどのnasne対応機器では、各機器の対応アプリケーションを使った快適な操作で、テレビ番組の検索や録画予約などが可能に。さらに、ソニー製品以外でも著作権保護技術(DTCP-IP)対応のDLNAクライアント機器であれば、放送中の番組や録画した番組を見られるんですよ」
なるほど。PlayStation 3やVAIOなど、ソニー製品を持っている場合、それらの機器で好きなときに録画番組が楽しめるほか、録画予約などの操作もできるようになるらしい。テレビの視聴環境が広がり、より自由なスタイルでコンテンツが楽しむことができるようになりそうだ。
それでは実際にnasneを導入すると、ライフスタイルにはどんな変化が訪れるのだろうか。
「nasneがあると、放送中の番組や録画したテレビ番組を、2台の機器で同時にお楽しみいただけます。リビングのテレビに制限されることなく、家庭内のどこからでもさまざまな機器を使ってテレビ番組をお楽しみいただくことが可能になるんですよ」
例えば、録画したテレビ番組をリビングや子ども部屋で同時に観ることができたり、旅行で撮影した写真や動画を、写真はパソコンで、動画はテレビでといった風に手軽に使い分けることが可能になる。これは映像コンテンツが好きな人にはたまらない。nasneの登場により、家のどこにいても、好きな映像を楽しむ生活が、より身近になるようだ。