国内

バカ売れ『どじょうかりんとう』 次は『どじょうパイ』準備

売れ行きと支持率は連動するという

 野田佳彦新内閣が発足した。その支持率は、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の各世論調査によると、53~65%と上々の滑り出しだ。要因の一つに、詩人・相田みつを氏の作品から引用した「どじょう演説」があるのは間違いないだろう。

 その証左に国会では、甘いどじょうがバカ売れしている。野田新首相にあやかって登場したお土産『どじょうかりんとう』(420円)だ。参議院議員面会所売店・飯野商店では、用意した160袋が2日間で完売する勢いで、「首相にあやかったお土産は、小泉純一郎元首相の『純ちゃんまんじゅう』以来ぱっとしなかったが、『どじょうかりんとう』は久々のヒット」(飯野商店)とホクホク顔だ。

 話題の『どじょうかりんとう』は、どじょうに似せるため、ごまを使って背部を黒っぽくしてある。まんじゅうなど630円のお土産が多い中、420円という割安さもあって、まとめ買いしていく見学者も少なくない。

 製造元の「喜多村」(東京都台東区)では、野田首相の地元・千葉の特産品である落花生を使った『どじょう総理まんじゅう』(630円)や、どじょうの粉末をまぶした『どじょうパイ』(630円)といった第2弾、第3弾を製造中で、9月中旬に売店に並ぶ予定だ。「売れ行きと支持率は連動しているので、野田新首相の今後に期待しています」と話すのは、同社の高橋三雄社長。

 うなぎ上りならぬ“どじょう上り”の売れ行きを見せる『どじょうかりんとう』。野田内閣の支持率も“どじょう上り”していくのだろうか?

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン