10日放送、TBS「SUPER SOCCER」では、「新たなる旅立ちSP!長友佑都・加藤浩次ビッグ対談」として、インテル・長友と番組MC・加藤による対談の模様を放送した。

インテルにおける、これまでの活躍を「本当に色んな経験をさせて貰って、メンタル的にまず成長できたかな。そのメンタルで成長したのが、サッカーの成長に繋がった」と振り返った長友は、「イタリアだと特に負けると叩かれるじゃないですか。メディアからファンから、すごい叩かれるんです。なぜイタリアに来たんだとか、腹切りしろとかも書かれたりするし、新聞に。最初見たときは“どんなこと書くんや”っていう感じで思いますけど、捉え方でポジティブに考えるとどんどん成長していく。心的に余裕ができたのかな」と続けた。

また、ナショナルチームではライバル国同士の選手が一つのクラブにいるのもトップクラブならでは。ブラジル人選手とアルゼンチン人選手を多く抱えるインテルのチーム事情について、「(アルゼンチンは)固まってますね。ブラジルもマイコン、ルシオが固まってますね。ご飯のときに縦に並んで食事するじゃないですか。アルゼンチン組は一番端の左。ブラジル組は右の端。日本とかイタリアが真ん中に散らばる。全然仲いいんですけど、お互い意識するんじゃないですか。サッカーでは負けられないって。僕は間とって笑わせて。みんなと盛り上がる」と話し、長友が率先してチームの調和を保っていることをうかがわせた。

さらに、日本代表については「前は俊輔さんとか、中澤佑二さんとかにいじって貰って。今は歳もとってきて、宮市とか若い選手も入ってきて。いじる側にもなってきましたね。ちょっとだけ。“一発芸やれ”とか。僕が俊さんに言われてたみたいに」と“いじる側”に回るようになったと明かす長友。

加藤から「本田選手をいじれる人っているんですか?」と尋ねられると、「圭佑もいじれるっていうか、面白いんですよ。代表で一番面白いかなって思うぐらい。カラオケ行ったんですよ。合宿中に圭佑と岡崎と西川周作と、86年組っていって。ボーイズIIメンの曲を圭佑が英語で歌ってて、立って熱唱していたんですよ。全くボーイズIIメンの曲が(頭に)入ってこなくて、本田圭佑しか入ってこない。僕らクスクス笑ってるのに、あいつは“ええやろ、お前らええやろ”って。分かってないんです、周りの反応が。自己満入って終わるという」と嬉しそうに語った。

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