英経済誌、「世界で14番目に幸せな赤ちゃんは台湾」
(台北 25日 中央社)子供が生れてきて幸せなのはいったいどこの国だろうか。英誌エコノミストによると、「2013年、最もラッキーな赤ちゃん」が生れる国ランキングのトップはスイス、その次がオーストラリアとノルウェーだった。また、調査対象80の国・地域のうち台湾は14位で、日本やアメリカ、韓国よりも「生れてきて幸福」なのだという。
この報道は同誌調査部門の統計に基づいたもので、離婚率、犯罪率、失業率、人口構成などの社会的要素に、2030年までの1人あたり収入の予測を加えてはじき出したもの。
ランキングの4〜10位は順に、スウェーデン、デンマーク、シンガポール、ニュージーランド、オランダ、カナダ、香港。これらトップ10のうち、8カ国・地域はいずれも小国で、5カ国はヨーロッパだ。
また、最下位国は順にナイジェリア、ケニア、ウクライナだった。
台湾は14位で、東アジア地域では6位のシンガポールと10位の香港に次ぐが、19位の韓国と25位の日本を引き離しているばかりか、何と26位のフランス、27位のイギリスなど欧州先進国よりもかなり上位だ。なお、中国大陸は49位。
台湾紙「リンゴ日報」の報道によると、この結果に対し、台湾で会社勤務をしており、2人めの子供を出産したばかりの女性は、「少子高齢化にともなって貧富の差が拡大したり、保険制度が破綻するのでは」と子供たちの将来を心配する。
また、現在上海在住で今年初めて出産したという台湾女性は、「台湾もそれほどよいとは言えないが、確かに食品も医療も信用できず、環境汚染がひどく競争が激しい大陸より、台湾の方がずっとよい」と語る。
中国大陸でビジネスをしているある男性は、「台湾の最大の長所は何と言っても治安だろう。台湾には犯罪が多発するような欧米のスラム街のような所もない」と語っていた。
この報道は同誌調査部門の統計に基づいたもので、離婚率、犯罪率、失業率、人口構成などの社会的要素に、2030年までの1人あたり収入の予測を加えてはじき出したもの。
また、最下位国は順にナイジェリア、ケニア、ウクライナだった。
台湾は14位で、東アジア地域では6位のシンガポールと10位の香港に次ぐが、19位の韓国と25位の日本を引き離しているばかりか、何と26位のフランス、27位のイギリスなど欧州先進国よりもかなり上位だ。なお、中国大陸は49位。
台湾紙「リンゴ日報」の報道によると、この結果に対し、台湾で会社勤務をしており、2人めの子供を出産したばかりの女性は、「少子高齢化にともなって貧富の差が拡大したり、保険制度が破綻するのでは」と子供たちの将来を心配する。
また、現在上海在住で今年初めて出産したという台湾女性は、「台湾もそれほどよいとは言えないが、確かに食品も医療も信用できず、環境汚染がひどく競争が激しい大陸より、台湾の方がずっとよい」と語る。
中国大陸でビジネスをしているある男性は、「台湾の最大の長所は何と言っても治安だろう。台湾には犯罪が多発するような欧米のスラム街のような所もない」と語っていた。