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インタビュー

Mr.children 『Mr.Children 2001-2005 <micro>』/『Mr.Children 2005-2010 <macro>』

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HANABI”以来、約3年半ぶりとなるシングル“祈り ~涙の軌道/ End of the day / pieces”を
リリースしたばかりのMr.Childrenが、5/10にベストアルバム『Mr.Children 2001-2005<micro>』
『Mr.Children 2005-2010 <macro>』を、2枚同時リリース!

「日本のミュージック・シーンのトップを走り続けるMr.Childrenの20年間の軌跡が詰まったベストアルバム!!

 Mr.Childrenが約10年ぶりにリリースするベストアルバム『Mr.Children 2001-2005<micro>』、『Mr.Children 2005-2010 <macro>』。<micro>は、20thシングル
“優しい歌”(01年8月発売)から27thシングル「四次元 Four Dimensions」(05年6月発売)までのシングル曲の他、ライヴで何度も演奏している“蘇生”、“いつでも微笑みを”など全15曲を収録。
また、<macro>には、28thシングル“ 箒星”(06年7月発売)から32ndシングル“HANABI”(08年9月発売)までのシングル曲の他、“Worlds end”、“僕らの音”(12thアルバム『I♥U』収録)、“擬態”、“365日”(16thアルバム『SENSE』収録)など全14曲が収録された。



このベストアルバムは、まさにMr.Childrenの2001年から2010年までの鮮やかな軌跡が浮かび上がってくる作品であり、同時に、“君が好き”、“しるし”、“旅立ちの唄”などの
ドラマや映画の主題歌、NHK北京オリンピック放送テーマソングになった“GIFT”、CMに起用された“彩り”、“くるみ”など
いつかどこかで耳にしたことがある曲ばかりが並んでいるだけに、Mr.Childrenファン以外の人たちの元にも彼らの歌が
幅広く届いていたのだということを、あらためて知ることのできる作品かもしれない。



 今年、デビュー20周年を迎える彼らは、その月日の中で常に日本のミュージック・シーンのトップに立ち続け、数多くの
ヒット曲を世に放ち、これまで数々の記録を作ってきた。しかし、そんなとてつもない存在のモンスターバンドが私たちに
届けてくれた音楽は、いつだって私たちの日常の傍にある身近な宝物になってくれていたのだということを、そして、今の自分にも寄りそってくれている音楽なのだということを、私たちは再確認することができるベストアルバムなのだと思う。
彼らの音楽はmacroな広がりを持ちながら、10年前の切ない過去の出来事も5年前の甘い思い出も、ほんの少し前のあんなこともこんなことも、私たちの日常にあるmicroな想いや願いや祈りと繋がっている。Mr.Childrenの音楽と共に2012年の今を生きる自分と繋がっている。ベストアルバムの中にあるMr.Childrenの音楽は、懐かしい匂いを漂わせるだけではなく、私たちの中でちゃんと今の色を纏っているんじゃないだろうか(しかも、今作はNYで新たにマスタリングを行っているだけに、新鮮な輝きを増した音にも耳を澄ましてみてほしい)。ここに収められた曲たちはシングル曲が多いだけに、そのポジションゆえにアルバムに収録されるような実験的な楽曲(たとえば、『IT'S A WONDERFUL WORLD』に収録した“LOVEはじめました”は打ち込みを多用し、『I♥U』に収録した“Door”は屋外で桜井が歌っている)とは手法も構築の仕方もわかりやすさや伝わりやすさを追求した曲かもしれない。



 

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 しかし、<macro>の1曲目を飾る“Worlds end”や“フェイク”などは、彼らのライヴに新たなる一面を作ってくれる
楽曲へと進化したし、また、27thシングル「四次元 Four Dimensions」(“and I love you”、“未来”、“ランニングハイ”、“ヨーイドン”収録。今作には“ヨーイドン”は未収録)は、4曲入りシングルという形態で発表するという新しい試みをしていたし、“花の匂い”や“fanfare”は自分たちの最新の音楽を配信限定で届けた。そう、このベストアルバムは、Mr.Childrenは常に挑戦と進化を続けているバンドだということも教えてくれるはずだ。



現在、Mr.Childrenは4月中旬からスタートした6大ドームツアー<MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012>(全14公演)の真っ最中。“365日”の歌詞にある<君を巡る 想いのすべてよ どうか君に届け>というフレーズに込めた想いを、彼らはいくつもの曲に乗せ、今日と繋がっている明日や未来に届け続けていくのだろう。



 

■New Album……『Mr.Children 2001-2005 <micro>』 5/10 on sale!

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■SONG LIST……

01.優しい歌

02.youthful days

03.君が好き

04.蘇生

05.Drawing

06.いつでも微笑みを

07.Any

08.HERO

09.タガタメ

10.掌

11.くるみ

12.Sign

13.and I love you

14.未来

15.ランニングハイ

【DVD】※初回限定盤のみ

・優しい歌

・youthful days

・君が好き

・Any

・HERO

・掌

・くるみ

・Sign

・and I love you

・未来




■New Album……『Mr.Children 2005-2010 <macro>』 5/10 on sale!


macroJK

■SONG LIST

01.Worlds end

02.僕らの音

03.箒星

04.しるし

05.フェイク

06.彩り

07.旅立ちの唄

08.GIFT

09.HANABI

10.花の匂い

11.エソラ

12.fanfare

13.擬態

14.365日

【DVD】※初回限定盤のみ

・Worlds end

・箒星

・しるし

・フェイク

・彩り

・旅立ちの唄

・GIFT

・HANABI

・花の匂い

・エソラ

 

■LIVE……「MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012」

5/19(土)  札幌ドーム


5/23(水)、25(金)、26(土) 東京ドーム


6/5(火) 、6(水) ナゴヤドーム


※詳しくはHPにて


■ PROFILE…Mr.Children(ミスターチルドレン)

89年に桜井和寿(Vo.&Gt.)、田原健一(Gt.)、中川敬輔(Ba.)、鈴木英哉(Dr.)の4人で結成されたロックバンド。 92年5月にミニアルバム『Everything』でメジャーデビュー。ストレートな歌詞とメロディで紡がれる楽曲たちは聴く人の心の琴線を震わせる。メジャーデビュー20周年を迎える今年5/10には約10年ぶりとなるべスト盤をリリース!!



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記事内容:TOWER 2012/5/5号より掲載

 

カテゴリ : COVER ARTIST

掲載: 2012年05月05日 12:00

ソース: 2012/5/5

TEXT:松浦靖恵