ロンドン五輪・フェンシング男子フルーレ団体で、日本代表が銀メダルを獲得した。

準決勝では、世界3位のドイツと対戦、太田雄貴が残り1秒で追いつくと、延長戦の末に競り勝つという大逆転劇をみせた。決勝では世界ランク1位・イタリアの前に敗れたが、6日、TBSの現地特設スタジオには、太田、三宅諒、千田健太、淡路卓の4選手が笑顔で出演を果たした。

ドイツとの死闘について、「自分で自作自演してすいませんでした」と苦笑いを浮かべた太田は、「個人戦と違って、一つの想いを繋いでいく。9試合繋いでいくのが団体戦だと思う。今回は中国、ドイツと強豪に勝つことができたので嬉しく思っています」と喜んだ。

そして、千田が「自分の全てを出し切れたのでスッキリしています」と現在の心境を述べると、ウケを狙った三宅に、太田が「得意の一発芸を」と無茶ぶり。三宅は、頭の後ろで手のひらを広げ、「うーん、パイナップル」というギャグを披露したが、スタジオでは失笑がもれる程度に。三宅はすかさず「朝からすいませんでした」と詫びた。

また、4年後のリオ五輪について訊かれた太田は、「聞こえません」とはぐらかしつつ、改めて「プレッシャーもありましたけど、この4人だから耐えることができましたし、ナショナルチームのメンバーが個を殺してサポートしてくれたので、それが何よりも勝因」と、チームの絆をアピール。さらには、「銀メダル祝いということで、森永製菓のチョコレートでも、ウイダーinゼリーでも、宜しくお願いします」と所属先の森永製菓のPRも忘れなかった。