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WiiRemoteプログラミング 単行本 – 2009/7/25
話題の家庭用ゲーム機「Wii」の特徴的なコントローラーである「WiiRemote」をPCで使うプログラミングが注目されている。高性能な加速度センサーや赤外線センサーを持ち、Bluetooth接続が可能で、プログラミング可能なデバイスを、個人レベルで自作したり入手したりすることはできなかった。WiiRemoteの登場とともにそれが安価で手軽に入手可能になり、多くの人々が興味を持っている。
本書は、WiiRemoteの応用に興味があるプログラミング初学者向けに、WiiRemoteをPCから扱うためのプログラミングを解説する。ハードウェア寄りのゲームプログラミング入門書として、ステップバイステップでソースコードを解説する。具体的なサンプルを開発しながら、インタラクション技術を独習できる。言語はC/C++、C#およびActionScript 3、Processingなどをサポート。
- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社オーム社
- 発売日2009/7/25
- ISBN-104274067505
- ISBN-13978-4274067501
商品の説明
著者からのコメント
WiiRemoteを使った、プログラミング入門書です。
しかもかなり広範な言語を扱い、2年の歳月をかけて執筆しました。
またこの本は単なるプログラミング・ハウツー本ではありません。
なかなか教科書としてまとまっていない、インタラクティブ技術についての考え方、最新の研究、未来についても深く紹介させていただきました。
大学のゼミや自主課題、卒業制作の他にも、中学の新しい学習指導要綱「プログラミングによる計測と制御」にも使っていただければ幸いです。
表紙もゲームアーティストのタナカユカリさんにお願いし、美大の学生さんなどにも親しんでいただけるようなカワイイ本にしました。
詳しくは本書のポータルサイトにて情報交換を行っています。
抜粋
■苗村健 東京大学工学部電子情報工学科 准教授
先端技術があっと言う間に大衆化する。ゲーム機器がもたらす革命は,家庭での娯楽を一変させるだけでなく,研究者にとっても新しい時代の到来を意味していた。任天堂Wiiリモコンの登場で,加速度センサ,高速赤外線センサ,Bluetooth接続がお茶の間の技術になったのである。本書には,Wiiリモコンの安価で頑健で多機能という恩恵を,パソコンでも享受するための試行錯誤が凝縮されている。プログラミングのノウハウはもちろんのこと,エンジニアとしての心構えや,対話的システム開発のお作法,来るべき未来への予言まで,本書のメッセージは多岐に渡る.また,新たな発想による応用例の数々に刺激を受ける読者も多いことだろう。本書に散りばめられたさまざまなヒントを,ぜひ活かしていただきたい。
■森山朋絵 メディアアートキュレーター
メディアアート道はキビシく、メディア芸術の教科書はあいかわらず足りないけど、これからは魅惑と誘惑に満ちた禁断の書「WiiRemoteプログラミング」がある----プログラミングといえば25年前になぜかフォートランでお絵かきを習ったきりですが(笑)そんな私でも自信をもってお薦めできます!ユニークでクリエイティブなプログラミングを楽しみつつ、WiiRemoteから生まれる賢く可愛くあやしくクールでおバカでオモロい作品を待っています。
■草原真知子 早稲田大学文化構想学部教授・UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)Art | Sci Center +Lab客員研究員、メディアアート研究、キュレーター
この本が読みやすく解りやすいのはちゃんと理由がある。白井君は工学部の学生時代から芸術系の学生に技を教え、コラボレーションし(その成果が第十章に登場するFantastic Phantom Slipper)さらにそのような場をより広げるために学生バーチャルリアリティコンテストを支え、フランスでも語学と格闘しながら研究と制作を指導してきた。技術開発とコンテンツ制作の両方に携わる専門家というだけでなく、技術とアートをつなぐコミュニケーションのプロとして長いキャリアがあり、その底にあるテクノロジーとアートの未来に対する熱い思いは、本書からも伝わってくる。メディアアートを目指す人たちが、この本を使いこなして作品に新しい領域を開くことを期待している。
■中谷日出 「デジタルスタジアム」ナビゲーター
私の研究分野の一つであるメディアアートの世界はWiiRemoteなどいくつかの新たなテクノロジーの出現によって新たなステージに入ったと私は思っています。その新たなステージとはやる気とセンスさえあれば世界を振り向かせる力のある作品を作ることができるできる時代になりつつあるということです。そんな時代に待望の本が出現しました。初心者でもわかりやすく書かれた本書で学び、これまで見たこともない新しく楽しいインタラクティブな作品がたくさん出てくることを私は楽しみにしています!もちろん「デジスタ」も待っています。ちなみに私も買って学びます!!
■武田博直 日本VR学会評議員・IVRC実行委員会副委員長
本書の冒頭で紹介されている国際学生対抗VRコンテスト(IVRC)は、優れたデバイスの思いがけない活用によって、新進の参加学生作家のアイデアを非常にストレートに実現できる舞台である。本書は、IVRCのような世界の舞台で力強く羽ばたこうとする学生作家をはじめ、多くのプログラマーに向けて、基本的なセンスを含めて開発手法を教示しようとする貴重な一書である。大勢のIVRC卒業生が、今や世界最高クラスのVRクリエイターとして各方面で大活躍し、21世紀的「ものづくり体験」教育システムとして長年歴史を重ねている。このコミュニティが本書のような良書の発刊を支えたことを喜ぶと共に、本書の読者が、新たな挑戦者としてスターダムに登場することを期待する。
著者について
東京工芸大学写真工学科にて写真、CG、アートとエンタテイメント技術研究に目覚める。修士取得後、電機メーカーに就職。英国発のゲーム用CGミドルウェアの普及開発に従事。東京工業大学知能システム科学専攻に復学。子ども向け床面触覚エンタテイメントシステム開発で博士(工学)取得。次世代放送技術の研究後、フランスに渡りVR技術を使ったテーマパーク開発計画に参加。3年の留学後、日本科学未来館科学コミュニケーターとして情報科学技術の未来を伝える展示物の開発や映像作品を制作している。相模原市在住。河と緑が好き。趣味は子育て。
小坂崇之(Takayuki KOSAKA, Ph.D)
金沢工業高等専門学校グローバル情報工学科講師。博士(工学)。
VR技術やセンサー技術を用いて、コンピュータと接することができるインタフェースの研究などを行っている。代表研究に「風ディスプレイ:WindStage」。休日は研究とパラグライダー。学生には熱くて、甘い。
尾崎俊介(Shunsuke OZAKI, kurukuru Labs.)
株式会社クスール クリエイティブディレクター兼教頭。Webのキャンペーンサイトを中心に、ディレクションや制作を数多く手がける。その一方で、自社のFlash講座や京都精華大学などで講師としても活動。また、電子工作などを取り入れた研究開発チーム「くるくる研究室」(http://www.kuru2jam.com/)に所属。得意技は、出席の確認と指し棒で壁を叩くこと。
原 央樹(Hiroki HARA, kurukuru Labs.)
Flashのオーサリングやサーバーサイドプログラムを得意とするウェブエンジニア。暇を見てはいろんな玩具をコンピュータにつないで遊んでいる。研究開発チーム「くるくる研究室」に所属。好きな食べ物はカレーライス。
木村秀敬(Hidetaka KIMURA)
IVRC2005卒業生。当時はマイナーだった無線3軸加速度センサーを応用したピッチング体験マシン「球魂」の制作に参加。同作品をフランス留学後「バーチャルペタンク」として発表。現在
は携帯用ソフトウェアエンジニアとして働いているが、ときおり新たなインタラクションを求めてIVRCなどへ出向いている。オールラウンドなプログラマ。子ども好き。
About this Title
■苗村健 東京大学工学部電子情報工学科 准教授
先端技術があっと言う間に大衆化する。ゲーム機器がもたらす革命は,家庭での娯楽を一変させるだけでなく,研究者にとっても新しい時代の到来を意味していた。任天堂Wiiリモコンの登場で,加速度センサ,高速赤外線センサ,Bluetooth接続がお茶の間の技術になったのである。本書には,Wiiリモコンの安価で頑健で多機能という恩恵を,パソコンでも享受するための試行錯誤が凝縮されている。プログラミングのノウハウはもちろんのこと,エンジニアとしての心構えや,対話的システム開発のお作法,来るべき未来への予言まで,本書のメッセージは多岐に渡る.また,新たな発想による応用例の数々に刺激を受ける読者も多いことだろう。本書に散りばめられたさまざまなヒントを,ぜひ活かしていただきたい。
■森山朋絵 メディアアートキュレーター
メディアアート道はキビシく、メディア芸術の教科書はあいかわらず足りないけど、これからは魅惑と誘惑に満ちた禁断の書「WiiRemoteプログラミング」がある----プログラミングといえば25年前になぜかフォートランでお絵かきを習ったきりですが(笑)そんな私でも自信をもってお薦めできます!ユニークでクリエイティブなプログラミングを楽しみつつ、WiiRemoteから生まれる賢く可愛くあやしくクールでおバカでオモロい作品を待っています。
■草原真知子 早稲田大学文化構想学部教授・UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)Art | Sci Center +Lab客員研究員、メディアアート研究、キュレーター
この本が読みやすく解りやすいのはちゃんと理由がある。白井君は工学部の学生時代から芸術系の学生に技を教え、コラボレーションし(その成果が第十章に登場するFantastic Phantom Slipper)さらにそのような場をより広げるために学生バーチャルリアリティコンテストを支え、フランスでも語学と格闘しながら研究と制作を指導してきた。技術開発とコンテンツ制作の両方に携わる専門家というだけでなく、技術とアートをつなぐコミュニケーションのプロとして長いキャリアがあり、その底にあるテクノロジーとアートの未来に対する熱い思いは、本書からも伝わってくる。メディアアートを目指す人たちが、この本を使いこなして作品に新しい領域を開くことを期待している。
■中谷日出 「デジタルスタジアム」ナビゲーター
私の研究分野の一つであるメディアアートの世界はWiiRemoteなどいくつかの新たなテクノロジーの出現によって新たなステージに入ったと私は思っています。その新たなステージとはやる気とセンスさえあれば世界を振り向かせる力のある作品を作ることができるできる時代になりつつあるということです。そんな時代に待望の本が出現しました。初心者でもわかりやすく書かれた本書で学び、これまで見たこともない新しく楽しいインタラクティブな作品がたくさん出てくることを私は楽しみにしています!もちろん「デジスタ」も待っています。ちなみに私も買って学びます!!
■武田博直 日本VR学会評議員・IVRC実行委員会副委員長
本書の冒頭で紹介されている国際学生対抗VRコンテスト(IVRC)は、優れたデバイスの思いがけない活用によって、新進の参加学生作家のアイデアを非常にストレートに実現できる舞台である。本書は、IVRCのような世界の舞台で力強く羽ばたこうとする学生作家をはじめ、多くのプログラマーに向けて、基本的なセンスを含めて開発手法を教示しようとする貴重な一書である。大勢のIVRC卒業生が、今や世界最高クラスのVRクリエイターとして各方面で大活躍し、21世紀的「ものづくり体験」教育システムとして長年歴史を重ねている。このコミュニティが本書のような良書の発刊を支えたことを喜ぶと共に、本書の読者が、新たな挑戦者としてスターダムに登場することを期待する。
登録情報
- 出版社 : オーム社; 第1版 (2009/7/25)
- 発売日 : 2009/7/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 400ページ
- ISBN-10 : 4274067505
- ISBN-13 : 978-4274067501
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,193,740位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
VC++のインストールなど、ライブラリ以外の環境構築の話や、GUIアプリの作り方、ライセンス条項の日本語訳、同じサンプルプログラムのC++版とC#の列記など無駄ページが多すぎると思う。
C++,C#,ActionScript,processingなど各種開発環境を挙げている割には、JavaのWiiRemoteJには触れられていませんでした。
Wiiリモコンアプリケーションのアイデアはおもしろかったです。参考になりました。
まぁ、それよりも本書の冒頭の作品紹介や、最後のメッセージなどが個人的に面白かったです。
特に冒頭で紹介されていた下記の2作品が面白いと思いました。
●ニオイの吹き矢
●SoundQuest
ニオイの吹き矢は、Wiiリモコンを使った吹き矢のシューティングゲームです。
吹き矢を強調したのには意味があります。
なぜなら、自分の攻撃力の判定は吹き矢を吹く際の、口臭に依存するためです。
具体的にどう判定するのかはわからないのですが、悪魔っぽい敵を倒すには、綺麗な?口臭でないといけないようです。
・・・て、Wiiリモコンは、あまりインタラクションに関係ないような。
次にSoundQuestです。
こちらは、天井にWiiリモコンを設置し、その下でユーザは赤外線を発するヘッドホンとヌンチャク(Wiiリモコンのアタッチメント機器)を持って、ゲームに挑みます。
画面はありません。
ユーザは、ヘッドホンから聞こえてくる音のみで自分の状況を判断します。
Wiiリモコンでユーザの位置を検出し、ヌンチャクでインタラクションを行います。
何が凄いって、Wiiリモコンをコントローラとして使ってないところですよね。
これは、ちょっと目から鱗かも。
ゲームを楽しめるなら、Wiiリモコンはコントローラの役割を担わなくても良いわけです。
良い意味で常識を打ち砕く良い例だと思いました。
巻末のメッセージも熱くて良かったです。
評価が☆4なのは、プログラミングガイドの部分の良し悪しを判断できないためですが、使用するためのシステムの導入からはじまり、また、例が多く完成姿のイメージは容易だと思います。
私が理解できる範囲(ActionScript)の部分ですと、分かりやすかったです。
ただ、カバーしている言語が多い分、深みが足りないと感じるかもしれません。
著者は、難しい数式や難しい言葉を並べれば、すごい事を言っていると勘違いしやすいタイプだと思った。
賢そうな事を言おうとしてるのを感じてしまうほど、馬鹿っぽく感じてしまう文章。
説明する時も、なんだか例えが下手という印象でしかない。
プログラミングの事を知りたいなら、他の一般的な解説本を読んだ方がまだマシだと思う。