住まいの雑学
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2012年5月17日 (木)

まさに東京ど真ん中!丸の内1-1-1のパレスホテル東京が新装オープン

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Photo: iStockphoto / thinkstock

本日5月17日、丸の内のパレスホテル東京がリニューアルオープンする。パレスホテル東京といえば、皇居に面した立地で有名な老舗ホテル。オフィス街である丸の内にありながら、緑豊かな景色を楽しめるのが魅力のホテルだ。

今回のリニューアルでは、建物すべてを建て替える大々的な工事を敢行。23階建ての新しい建物には290室の客室をそろえ、どの部屋も45以上の広さを確保した、ゆとりある宿泊空間をウリにしている。また、全客室に大型のバルコニーを設置。ホテル南側のバルコニーからは、右手に皇居のお堀を、左手には新丸ビルを臨むことができる。

そんなパレスホテル東京だが、皇居に隣接していることもあり、過去にはこんなエピソードがあったようだ。WEBサイト「Imperial Suite」の記事によると、

「新任駐日大使は皇居で行われる信任状捧呈式の際、宮殿まで馬車または自動車の送迎を希望できる。多くの大使が馬車を選ぶそうだが、実際に馬車列を見るとその理由も納得できる。かつては、パレスホテルが大使の送迎出発点となっていたが、現在は東京駅に変更されている」

との記述がされている。実際にパレスホテル東京には、信任状捧呈式の前日から駐日大使が宿泊していたようで、そのようなVIPをもてなすだけのサービスがパレスホテル東京には根付いているようだ。

今回のリニューアルに際しても、キーポイントになっているのはサービスの質のようで、JB PRESSの支配人に対するインタビューでは、このような記述がされていた。

「全体のコンセプトは“オンリーワン”のホテルにしようということ。つまり大きい箱で売り上げナンバーワンを目指すのではなく、クオリティーでオンリーワンの、独自のストーリーがあるホテルをつくろうということです。背景には何度も来てくださるリピーターを大事にしたいという思いがあります。これまでリピーターのお客様に守られてきたホテルとしての伝統を継承していきたいと。」

丸の内1-1-1という東京のど真ん中に位置するこのパレスホテル東京。ここからどんなストーリーが生まれるのか、今後の展開が楽しみだ。

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