金正日に「萌え」たことがきっかけで逮捕された朴氏(2012年1月)

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韓国で「金正日萌えツイート逮捕事件」において、結審となった公判が行われた。

同事件は今年の1月、Twitterで「金正日萌え」と呟いたり、北朝鮮当局のアカウント(@uriminzok )をリツイートしたりしていた韓国人男性・朴正根(パク・ジョングン)氏(@seouldecadence )を、北朝鮮の工作員と判断した韓国警察が逮捕したもの。

朴氏は、「全ては冗談だった」と主張したが、警察は日本語辞書で「萌え」の意味を調べ、思想検証を行うなどの調査を行い、保釈後の3月からは月一回のペースで裁判を繰り返していた。

裁判では、朴氏の弁護団が、かつて朴氏がTwitterで「金正日 カーセックス」とも呟いていたことを「北の工作員ではないことを立証する決定的な証拠」として提出。時には名物裁判となり、傍聴席には多くの人が集まった。

結審公判が行われた10日、朴氏は最後の陳述で「北から司令を受けたことはない」と再び訴えたが、検察は懲役2年を求刑。韓国では李明博政権になってからこうした事件が急増しており、アムネスティ・インターナショナルなどの国際人権団体から抗議を受けている。尚、朴氏の宣告は来月の21日に予定されている。

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