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天皇陛下 入院の際のタートルネック着用理由を専門家が分析

週末の11月13~14日にかけて、恩賜林御下賜100周年記念大会への臨席と視察のため、天皇陛下の名代として皇太子が山梨県を訪れ、職務を果たされた。

天皇陛下が気管支炎のため、東京大学附属病院に入院されたのは、11月6日午後8時すぎのこと。政府はすぐに、天皇の国事行為を皇太子が臨時代行すると閣議決定した。

陛下の外国訪問以外で皇太子が国事行為を代行されるのは、陛下が前立腺がん手術のため入院された2003年以来のことである。それだけに、国民の間には陛下の健康に対する心配がより高まっている。

今回、陛下は普段着のタートルネック姿のままで病院に向かわれた。その理由について、皇室ジャーナリストの神田秀一氏はこう推測する。

「御所内で夕食を召し上がられてくつろがれていた時に、侍医の判断で“すぐに病院へ”ということになり、そのまま東大病院へ向かわれたのではないでしょうか」

しかし、宮内庁から入院の連絡があってから、午後8時15分に到着されるまでの時間はわずか2時間弱。受け入れる東大病院側も慌ただしく準備に追われたにもかかわらず、陛下ご入院の情報はマスコミにも周到に伝えられた。

「車のなかでマスクをされていなかったのも、国民に元気な姿を見せて、あまり心配させないようにというご配慮だったとお見受けします。それにしてもタートルネック姿というのは異例。もしかしてひどくやつれていらっしゃるのを隠したのではと見る者もいます」(宮内庁担当記者)

※週刊ポスト2011年11月25日号

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