現在、テレビ界を席巻して人気のハーフ美女タレントたち。 スウェーデン人の父を持ち、18歳で東京の祖母を頼りに単身日本にやってきたLiLiCo(42)は苦労人として有名だ。
スウェーデンで過ごした幼少時代は、日本人とのハーフであることを理由にいじめられてきた。歌手を志望して来日した後も、ステージを求めてドサ回りの日々だったという。 下積み時代には5年間、車に寝泊まりするホームレス生活も味わった。
12年前、『王様のブランチ』(TBS系)の映画コメンテーターに抜擢。ハリウッドスターへの臆さぬインタビューから徐々に存在感を増していった。
「派手な容姿とは対称的に、腰を低くして楽屋まで挨拶にくる。そのギャップが共演者の間で好感を持たれています。
加えて“アラフォー女子”としてのタレント的資質も兼ね、“おネエ系”との絡みも上手。制作側も安心して彼女を起用できます」(バラエティ番組の構成作家)
※週刊ポスト2013年3月8日号