西尾先生の講演について、buveryさんより

めも
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まとめ 重要な講演です。北海道がんセンターの西尾先生。御用連中とは違うキリッ! ・北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏の講演会@郡山市(2013/05/12)アーカイブ  ①http://www.ustream.tv/recorded/32725209  ②http://www.ustream.tv/recorded/32729791  ・”#IWJ_FUKUSHIMA1”で検索しただけですので、講演内容のまとめにはなりませんが、面白い方がいらっしゃいましたので、まとめてみました^^; 【追記】 ・西尾正道名誉院長の怪しい講演資料  http://tohoku.uccj.jp/izumi/wp-content/uploads/2013/12/%E8%A5%BF%E5%B0%BE%E5%85%88%E7%94%9F%E8%AC%9B%E6%BC%94%E9%85%8D%E5%B8%.. 26857 pv 343 6 users 26

buvery @buvery

http://t.co/3AZ6JR3mjc『ABCCの広島長崎の原爆被害者調査は、100mSV以下の被爆者はコントロール群にされている。被爆者同士を比較している調査。』LSSのコントロールは5mSv未満です。広島ととなりの岡山でも発癌率が違うので、一番近い人を比較している。

2013-05-13 12:15:54
buvery @buvery

http://t.co/3AZ6JR3mjc 西尾「1Bqは1mSv以上の局所被ばくと考えられる」https://t.co/GsqREyUfMO これが話題の話ですね。線量はJ/kgだから、局所にあるもののβ線によるエネルギーだけ考えれば、数字は大きくなる。(続

2013-05-13 12:21:37
buvery @buvery

しかし、こういう『線量』には、なんらかの『効果』を結びつけないと、なんの意味もありません。例えば、LSSの場合は、外部被曝(γ線・中性子線)と発癌などを比較して、それに基づいて、ICRPは致死発癌を5%/Svとしている。(続

2013-05-13 12:24:21
buvery @buvery

その外部被曝の例とこの独自に定義された『局所被ばく』の数字は無関係だから、どんな数字を持ってきても、どんな発癌効果があるのかは分かりません。(西尾院長は、局所被ばくを『全身化換算すれば』など言っていますが、1Sv受けたものと1Sv受けたものを合わせても、線量は1Svです。)(続

2013-05-13 12:27:11
buvery @buvery

http://t.co/JcBXpm3Rem このまとめのリーフさんの言っていることは正しい。@leaf_parsley

2013-05-13 12:33:29
buvery @buvery

ちょっ詳しい人は知っていると思いますが、外部被曝は、J/kg、質量当たりのエネルギーで計算しているのに、内部被曝の係数はSv/Bqの単位になっていて、Bqに比例する。普通の感覚ならおかしいと思う筈。JとBq(単位のエネルギー)なら次元が合いますから。

2013-05-13 12:38:05
buvery @buvery

これは、歴史的な成り行きでこんなことになっていて、ICRPはこのやり方です。

2013-05-13 12:39:56
buvery @buvery

素直に考えると、発癌は(線質を考慮して)受けたエネルギーに比例するとした方が筋が通っているのですが、ICRP103(だったと思う)では、癌幹細胞の数は体の大きさによらず一定と仮定すれば、エネルギー/質量で良いと言っています。それでも標準人間を仮定してしまえば、同じことになります。

2013-05-13 12:43:09
buvery @buvery

『線量』は、積算(足し算)して被曝を管理することに意味があるので、足し算できないといけない。その時に、『線量』を足し算したものは、それぞれの『線量に対する効果』も足せないと、『線量』自体に意味がなくなる。

2013-05-13 12:49:43
buvery @buvery

(これ、オタクの話だから、知らなくて良いです)

2013-05-13 12:50:04
buvery @buvery

例えば、今日は3マイクロSv、きのうは4マイクロSvだと合計7マイクロSv。ですが、効果(リスク)の方の合計が7マイクロSv相当でなければ、何を足しているのか分からなくなるわけですね。この足し算ができるのは、線量と効果の線形性があると言っているから。

2013-05-13 12:51:30
buvery @buvery

線量と効果の線形性=LNTがないと、線量の足し算はできません。同じ合計の『線量』になっても、内実によって、効果が全部違うことになるから、『この線量でこれくらいのリスク』ということが言えなくなります。

2013-05-13 12:59:25
buvery @buvery

もう一つが閾値の問題。例えば、閾値5µSv/dで、3µSvと4µSvの被曝をそれぞれしたら、実質0µSv相当になる。ところが、一日で7µSvであれば、実質は2µSvになって、閾値を確定しないと合計線量の計算はできなくなります。ところが、閾値そのものも不確定なわけですね。

2013-05-13 13:01:15
buvery @buvery

だから、結局、低線量の場合に、LNTであるかないかは、『線量』を使ってリスクを予測できるかどうか、の違いになるわけです。何度も書いていますが、現在の線量だと実際に測ってリスクを計算すると、全然小さいのが分かる。(イノシシのように食べれば、内部被曝も大きくなるわけですが)

2013-05-13 13:07:02
buvery @buvery

閾値ありの立場だと、閾値はおそらく10mSv/年くらいだろうから、福島だと全く被曝の効果などないことになる。ここで、問題は閾値は『おそらく』10mSv/年くらいで、絶対とは言えないこと。そうすると、結局信じるか信じないかの問題になって、信じる人は救われる話になります。

2013-05-13 13:09:12
buvery @buvery

逆に言えば、信じない人はどんどん蝕まれていく話になる。

2013-05-13 13:09:59
buvery @buvery

もう一つ、ロシャールさんはICRP111の本にも書いたように、LNT+ALARAなわけですが、 EPUB http://t.co/U0HuTBPkgc Kindle http://t.co/dPpW1mrbN4 この『あなたは神を信じますか、信じませんか』より『この線量だと…』

2013-05-13 13:13:36
buvery @buvery

という話の方が、はるかに近所の人たちと話がしやすい。具体的に知識を共有していくことができる。だから、LNT+ALARAの方が実際上便利であるというのがもう一つの違いです。

2013-05-13 13:14:44