今年から新たに決まった記念日が、5月15日の「Jリーグの日」。1993年のこの日、Jリーグ開幕第一戦目であるヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)VS 横浜マリノス戦が行われたことにちなんだ記念日だ。今年で20周年を迎えるJリーグでは、さらなる飛躍に向けた動きも活発で、来年にはJ1・J2に続く3部リーグ「J3」がスタートする。
ちなみに、Jリーグのクラブ数は、開幕時の10クラブから、現在はJ1・J2合わせて40クラブに増えている。J3にはさらに10もしくは12クラブが入る予定で、「もうクラブ名を覚えられない!」と思う人もいるかもしれない。
どんどん規模を拡大するJリーグ。運営側には、どんな思惑があるのだろうか? 広報担当の萩原氏に、J3発足の目的やねらいを聞いてみた。
現在、Jリーグクラブがある都道府県は30。”全国各県にJリーグクラブを”の目標のためにも、それ以外の都道府県から、J3に入るクラブが出てほしいところだ。現時点でJ3当確とされているのは、
・FC町田ゼルビア(東京)
・AC長野パルセイロ(長野)
・S.C.相模原(神奈川)
・カマタマーレ讃岐(香川)
・ブラウブリッツ秋田(秋田)
・ツエーゲン金沢(石川)
の6チームで、香川・秋田・石川の3チームは県初のJリーグクラブとなる。このほかにも、福島・滋賀・沖縄・岩手・山口のチームもJ3に名乗りを上げており、それ以外の都道府県のクラブにも、JFL(現在J2の下に位置するプロアマ混合リーグ)で活躍するチームが数多くある。
最後に今後の予定について聞いてみた。
日本のサッカーがどう盛り上がって行くのか、そして自分の地元がどう変わっていくのか、サッカーを取り巻く環境の変化に、今後も目が離せない。