Evernoteに手書きメモと音声を記録できる「Livescribe wifi スマートペン」(以下、Livescribe)が日本に上陸。ソースネクストから発売されました。
製品を借りる機会をもらったので、触ってみた感想をお届けしますね。まずはLivescribeが何ができるか、という点から。
名前からわかるようにWi-Fi機能を内蔵しているので、書いた文字とその時の周囲の音声をペンからWi-Fi経由でEvernoteに送信・保存できるというものなんです。ちょっと使用環境がイメージしづらいかもしれませんが、先生の声を録音しながらの板書とか、メモを取りながらのインタビューとかに使えそう。
ペン自体はこんな感じです。ペンの重量は36gと軽いので、特に取り回しに不便さは感じませんでしたよ。自分が太めのペンが好きだからかもしれませんが、意識せず普通のペンとして使える印象です。
各機能の図解はこちら。
で、みなさん不思議に思うであろうポイントが、どうやって手書きの文字を認識しているのか? その答えがこちら。
ペン先の奥にひっそりとあるセンサー。ここで書いたものを認識しているんです。
メモ帳の方には、薄い色で小さなマイクロドットのパターンが印刷されています。センサーでこのパターンを読み取っているので、書き込み位置を正確に把握・記録できるというわけです。
このドットパターン入りのメモ帳は追加購入ができるほか、購入後にメールで届くシリアル番号でユーザー登録すれば印刷用のPDFファイルをダウンロードすることもできるようです。
実際にギズ編集部でもLivescribeを使ってみました。例の正方形を数えるやつを遊んでみました。アップルの面接を受ける資格くらいはありますかね...?
実際に触ってみるとなかなかおもしろい製品ですし、キワモノかと思ったけど意外と仕事や学習にも使えそう。ただ気になる点はバッテリー。Wi-Fiに接続した状態で4時間、接続していない状態で11時間とのことですが、なかなか日常使いするにはバッテリーに不安を感じることになりそうです。
価格はソースネクストのオンラインショップで1万8800円(税込)。「Evernote」の500MB/月分の追加アップロード容量が付いているほか、6月2日までなら購入特典として3000円分の割引券をプレゼントしているようです。買うなら今がお得ってことですね。
Livescribe wifi スマートペン[ソースネクスト]
(松葉信彦)