入浴シーンで色香…南野陽子アイドル時代激白!ワガママ、借金も

2010.07.20


クールな女弁護士役もこなし、女優生活も充実のナンノ【拡大】

 女優、南野陽子(43)がデビュー25周年を迎えた。トップアイドルとして君臨しながらも、「ワガママ」とバッシングを受けたり、膨大な借金を被らされたりと芸能生活はまさに波瀾万丈。荒波をくぐり抜け、ますますいい女になった大人のナンノを直撃した。(宇野貴文)

 「デビューのころは、5年ぐらい仕事してお嫁さんになるのかな…と思っていたけど、真逆の道を歩んできちゃった」

 2代目スケバン刑事として大ブレークした10代。華やかな舞台の裏では悩み続けていた。歌手、女優の仕事を別々の事務所が管理していたため、仕事がしばしばダブルブッキングし、あらぬ誤解を招いた。

 「寝ずに頑張ってるのに、『ナンノがワガママで現場に来ない』って書かれて。『私はちゃんとやってるよ!』って悔しかったけど、やめたら自分が悪いと認めることになる。決めたことは責任を持ってやろうと思ってました」と振り返る。

 20代には、さらに深刻な事態が。事務所が勝手に名前を使って不動産投資などを行い、億単位の借金を被らされたのだ。全額返済に20年かかったという。

 「仕事を続けてこれたのは、やっぱり『悔しい』って気持ちがあったから。しんどくて、くじけそうでも、神様は見てくれているし、わかってくれる人たちはわかってくれる。その人たちを悲しませたくなかった」

 清楚なイメージから想像できないタフな精神で、様々な役に挑戦してきた。映画「私を抱いて そしてキスして」(1992年)ではHIV患者を熱演し、「寒椿」ではヌードも披露。“脱アイドル”に見事成功した。

 誕生日の6月23日にデビュー25周年を迎えた。

 今月24日にはテレビ朝日系土曜ワイド劇場「さすらいの女弁護士 山岸晶」(午後9時)に主演する。敗訴すれば報酬を一切受け取らないというクールな女弁護士役。有名シェフの遺産相続に絡む殺人事件を解決する。

 「出ずっぱりで、クールなテンションでテンポを変えずに演じるのは、これまでの役で一番難しかった」というが、露天風呂の入浴シーンではオトナの色香を漂わせる。

 自著『南野陽子 Beauty Book』(主婦と生活社)によると、コンプレックスだった太めの二の腕は、周囲の男性陣に好評という。

 「『うるせーよ!』って思いますよ(笑)。でも、年をとって代謝が落ちて、お肉が今までついてないところについても、それは認めてもいいんじゃない? 男性も女性も『自分がいてあげないと…』って思う人にひかれたりするんだし。完璧でなくてもいいんだよって言いたいですね」

 菜園で野良仕事をする場面も。実はプライベートでもアウトドア派で、登山が趣味だという。

 「ハイキングに行く程度ですけどね。あと、弱いけど将棋も好き。30歳をすぎて、先輩俳優さんやスタッフの方とコミュニケーションがとりたかったのがきっかけ。新幹線で新聞の棋譜を見ながら考えるのが楽しい」

 クリエーティブ・ディレクター、箭内道彦氏(46)との交際の進展については、「それはガールズトークで話すこと。オジサマが読む夕刊フジさんには話しませーん」。

 そうはいっても、注目してますよ!

■みなみの・ようこ 1967年6月23日、兵庫県生まれ。85年デビュー。「恥ずかしすぎて」をリリースすると同時に、ドラマ「時をかける少女」「スケバン刑事II」に主演、一躍トップアイドルに。08年から自身のブランドを立ち上げ、通販チャンネルQVCで自ら紹介している。

 

注目情報(PR)