マリリン・マンソンの映画監督デビューとなる予定の作品の予告編があまりにも物議をかもしたため、作品の制作そのものが中止に追い込まれたと報じられている。
作品は『Phantasmagoria: The Visions of Lewis Carroll(走馬灯:ルイス・キャロルが見た幻影)』というもので、アカデミー賞を受賞したこともあるティルダ・スウィントンやモデルや俳優としても活躍するリリー・コールらが出演し、『不思議な国のアリス』の著者、ルイス・キャロルの実生活をテーマにしたもの。
しかし、ネットで公開された特報予告編があまりにも反感を買ったため、作品の制作元になっていた映画会社がプロジェクトそのものを打ち切ったとデイリーメイル紙が伝えている。
「予告編があまりにも多くの反感を呼んだため、プロジェクトそのものを打ち切る判断がなされたんです。今後、日の目を見ることはもうほとんどないと思います」とさる情報筋がデイリーメイル紙で語っている。
ヌード映像や不穏なイメージで構成されたこの予告編のせいで、映画そのものが「無期制作中断」に追い込まれたという。
問題の予告編はマリリン・マンソンのオフィシャルHPのニュース・ページで公開されている。
予告編を観るにはこちらから(→http://www.marilyn-manson.net/index.php?id=126:phantasmagoria-the-visions-of-lewis-carroll-teaser-trailer&option=com_content&view=article)
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