遂にEvernoteが画像内の日本語検索に対応

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全てのEvernoteユーザーにとって嬉しい機能が搭載されたようです。このブログでも何度か紹介しているEvernoteノート内の画像に含まれる日本語の文字認識に対応しています。

早速試してみた

画像を見てもらうのが一番早いと思います。こんな感じです。

MacEvernoteクライアントの結果


本のタイトル部の「情報」という文字の認識はできていませんが、文字が斜めになっていることが原因ではないかと思います。それ以外は文字がハイライトされています。

Web版Evernoteでの結果


意図しないワードがハイライトされてしまい、あまり精度はよくありません。他にもMac版と異なり、ハイライト部以外の色の反転がないようです。

iPhoneEvernoteアプリの結果

ノートのピックアップはされるので、一応は使用可能ですが、Mac版やWeb版のような画像内のハイライト表記には対応していませんでした。

これで何が出来るようになるか?

一番のポイントです。Evernoteで撮影した画像にはジオタグ情報が組み込まれるため、画像に含まれる文字を意識して撮影しておくと、日時(作成日、変更日)・場所・タグ・ワード検索でノートにアクセス可能になります。

具体的には、旅行等の行き先(駅のホームとか、観光地の看板とか)をEvernoteで撮影しておくと、上記の情報でアクセスできるマルチWebアルバムなんかできるんじゃないでしょうか?
あと、会議などで使用したホワイトボードの記載内容など一枚パシャッと撮っておくのもいいかもしれませんね。(メモ書きだと認識精度が悪そうですが...)同様に、名刺なんかもOKかも。

まとめ

様々な機能が追加され、自由度の高さから色々な使い方ができるEvernote。画像の文字認識というのは私も待望の機能だったので、嬉しい限り。これで、プレミアムアカウントへのアップグレードの良い口実(?)にもなりそうです。

Web版、iPhoneアプリの検索結果からも、まだまだ改良の余地がありそうなので、これからさらに精度向上してくれることを期待しています。