米ライフハッカーでは、Appleの無線LANシステムAirMac Expressを使えば、iTunesの音楽を家の中のどこにいてもスピーカーから聞く事ができる、ということを紹介していました(日本語での参考記事はこちらこちらをどうぞ)。そこへ、さらに『RaopX』を一緒に使えば、iTunesだけでなくどんなオーディオ機器の音楽でも、AirTunesを通して家中で聞けるようになります

AirMac Expressで他のオーディオ機器の音楽を聞くためには、まず『RaopX』と無料のオーディオルータユーティリティ「Soundflower」をインストールしなければなりません。その2つをインストールしたら「システム環境設定 > サウンド」で、「出力」と「入力」をSoundflower(2ch)に変更します。

それから「アプリケーション > ユーティリティー > ターミナル」を開き、「RaopX」と入力してEnterキーを押します。(ターミナルからRaopXを起動します)約9秒ほどでRaopXは起動します。そうすれば、パソコンを通してすべてのオーディオ機器の音楽が、AirMac Expressからスピーカーへと送られて、家中で聞けるようになります。

 ちょっと面倒臭そうだなと思われるかもしれませんが、パソコンに繋がっていないスピーカーからYouTubeMixtape.meや、iTunes以外のオーディオの音楽が流れてきたら、かなり感動すると思いますよ。音楽好きの方なら、試す価値は十分あると思います。

『RaopX』はMac OS X対応で、無料ダウンロードできます。ただし、Apple TVには対応していないようですのでお気をつけください。

RaopX

Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)