AppleはiTunes Storeに年間10億ドルを費やし、採算度外視の運営 | GoGo! Machead!

AppleはiTunes Storeに年間10億ドルを費やし、採算度外視の運営

マイコミジャーナルより
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/09/10/096/index.html

Appleが2010年でiTunes Store(App Storeも含む)の運営に使うコストが約10億ドルに達する
という調査結果を市場調査会社のAsymcoが発表しました。

調査結果にはiTunes Storeの運営コストとして月に約7,500万ドルをかけており、
2009年時点で月に約3,000万ドルだった事から2.5倍に増えているとの事。

この運営コストは2009年以降、コンテンツが増えた事を加味しても非常に高額で、
iTunes Storeという事業自体の経営は損益分岐点のあたりで運営され、大きな利益を得ていない
と予想しています。

そして、Appleがこのような運営をしている理由はiPod、iPhone、Macといった
ハードウェアの販売を売るための施策だと分析をしています。

Appleの製品は卸値が高い分、Appleが1製品で得られる利益が大きいと言われています。
そのため、コンテンツよりもハードウェアで充分な利益を得られているのでしょう。


会社がどの事業で利益をあげるのかという戦略によって異なってきます。
例えば、AmazonではKindleを格安で沢山販売し、電子書籍で多くの利益を得ようとしているのは、
Appleと逆の考えですが、どちらも正しいと言えるでしょう。

先日、発表された新しい99ドルのApple TVは上にあるAppleの戦略とは逆でKindleと同じです。
これには後発で他社に先行されているテレビの横スペースを格安のApple TVでシェアを獲得したい
という目的があるのは誰もが思うところでしょう。


あとiTunes Storeは世界で利用されているため、365日24時間の稼働が求められます。
ユーザーが利用したい時に利用できないビジネスチャンスを失うだけでなく、ユーザーは落胆して
今後コンテンツを購入しようと考えなくなってきます。
そのためにコストをかけても安定した稼働を続けようとしているという意図もあるでしょうね。

iTunes Store、App Storeにはほぼ毎日お世話になっていますが、
数千万というユーザーが利用しているのにほぼダウンなく利用できるオンラインストアないでしょう。
「これからもよろしく!」って事で頼みますよ。


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