「龍馬伝」のおかげで岩崎弥太郎にも注目が集まっていますね。
僕らのような起業家や事業家は龍馬から以上に、弥太郎、弥之助からの方が学びが多いかもしれません。
龍馬伝の弥太郎は汚すぎるとか言われていますが、僕はリアル感があって結構好きです。
龍馬がキレイすぎる方が違和感ありますから。
で、この本ですが、とてもよくまとまっていておもしろいです。
弥太郎だけでなく、弟で二代目の弥之助、三代目の久弥、四代目の小弥太とその時代にあったリーダーが登場します。
三大財閥(三井、住友、三菱)のうち、江戸からの歴史がある他の2つと違って三菱は成り上がりです。
政府とくっついたり、目の仇にされたりと、全く順風満帆ではありません。
そこがまたおもしろい。
弥太郎とは商売敵だった渋沢栄一にも興味がありますが、これも合わせて読むとおもしろいと思います。
こっちは栄一のあとが微妙です。
節税・税務調査・会社設立・確定申告・融資獲得なら → 「Venture Support Club」