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　この度、法政大学大原社会問題研究所では、『日本労働年鑑』第80集の刊行、
三井三池争議50周年、向坂逸郎記念法政大学国際交流会館竣工などを記念いたし
まして、以下のようなイヴェントを企画いたしました。
　なお、展示会では、「三池争議と向坂逸郎」関連の資料の他に、この機会に大
原社会問題研究所秘蔵の貴重資料の一部も特別展示させていただく予定です。
クーゲルマンへの献辞の入ったマルクス署名入りの『資本論』初版本など、世界
に一点しかない稀覯本をご覧いただければ幸いです。

法政大学大原社会問題研究所
所長　　　　　　　五十嵐　仁

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『日本労働年鑑』第80集刊行・三池争議50周年・向坂逸郎記念国際交流会館竣工記念
三池争議と向坂逸郎

　本年は、1920年以来刊行されてきた『日本労働年鑑』が第80集を数え、1960年
の三井三池争議から50年という節目の年でもあり、向坂逸郎旧宅跡地に建設され
た向坂逸郎記念国際交流会館が竣工します。これらを記念して、研究所所蔵の三
池争議の資料とともに向坂逸郎関連の図書や資料などを紹介し、その意義と業績
を振り返る三池争議と向坂逸郎についてのイヴェントを企画いたしました。沢山
の方のご来場をお待ち申し上げます。

○展示会：10月13日（水）〜10月23日（土）午前10時〜午後４時半
法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー14階「博物館展示室」
○映像展：10月16日（土）午後１時〜５時
法政大学市ヶ谷キャンパス・外濠校舎S306番教室
　　　　　熊本放送テレビ『月が出たでた』
　　　　　映画『三池〜終わらない炭鉱の物語』
　　　　　映画『魂のウタ〜荒木栄の歌が聞こえる』
○映像ミニ・シンポジウム：10月17日（日）午後1時〜４時30分
法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー14階「資格課程共同実習室」
『月が出たでた』が記録する三池炭鉱史―記録と記憶としてのテレビドキュメン
タリー
　　　　　パネリスト：井上佳子（熊本放送）
　　　　　コーディネイター：小林直毅（法政大学教授）
○シンポジウム：10月23日（土）午後１時〜５時　
法政大学市ヶ谷キャンパス・外濠校舎S306番教室
報告１：平井陽一（明治大学教授）「三池争議とは」
報告２：石河康国（『労農派マルクス主義』著者）「向坂逸郎にとっての三池」
コメント：兵頭淳史専修大学准教授
　　　　　　　　　 司会：相田利雄法政大学大原社会問題研究所副所長
主催：法政大学大原社会問題研究所（〒194-0298東京都町田市相原町4342、
TEL：042-783-2305　FAX：042-783- 2311）
後援：（株）旬報社（〒112-0015東京都文京区目白台２-14-3　旬報社ビル、
TEL：03-3943-9911　FAX03-3943- 8396 ）
協力：大牟田市市立図書館、大牟田市石炭産業科学館、法政大学資格課程委員
会、和氣誠・文子
＊すべて入場は無料です。
＊すべて法政大学市ヶ谷キャンパスで開催されます。