言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

民主党新代表、菅直人選出、2010年6月

2010年06月09日 12時57分47秒 | 分析
2010年6月4日、民主党両院総会。

菅直人氏、政見演説
内容

 前首相からの政権の引き継ぎは、(1)地域主権(2)新しい公共(3)東アジア共同体と(4)地球温暖化対策の25%削減の目標の実現。
 社会市民連合、社民連、民主党。
 日本のこの行き詰まりを打破する。
 国民の皆さんから信頼をいただく、回復する。
 企業献金の禁止。
 この20年間、日本の経済・社会は行き詰まっている。政策の間違いです。強い経済、強い財政、強い社会保障は一体として実現。
 日米基軸、アジアの発展につなげていきたい。
 政調復活。

まとめ
 政権演説の内容は、箇条書きにすると7項目。その内、自分自身の考えは5項目、具体的な政策は、企業献金の禁止と政調復活だけ。

 「鳩山首相から小さなメモをいただいた」と、政権を託されたと言いたい。裏では辞任した首相と面談し、代表を禅譲されたような印象だ。
 実際、民主党代表選挙規約第4条では、代表選挙に投票できる有権者は、党員・サポーターと党籍を持つ地方自治体議員まであるのだが、今回はそんな規約を守らずに代表選をしているところから、このような談合政治は問題だ。
 自分の経歴を長々と語っている。ここまで政党を大きくしたのは自分の力だと言いたい。経験主義であるなら、現在はデフレという未知の体験だけに、政治家の経験だけが頼りでは、間違いを犯しやすい。
 日本という言葉は、民主党、を投影している。

 前政権の政策を基本的に引き継ぐというもの。対立軸は野党とではなく、党内の政調を廃止して陳情一元化した人物のグループとである。この意味では「皆さんとともに頑張りたい」は、旧自民の派閥抗争を思い起こさせる。

菅首相と無理な経済政策。6月4日(金)のつぶやき
47news
速報:民主党代表選は菅直人氏291票、樽床伸二氏129票だった。 http://bit.ly/17n4iz
30秒前後前 APIから
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 結果は、小沢グループ120人という数から見ても計算が合うものだ。

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